12/08/16 06:23:21.97 sOC9c8gs0
澤村教育長は午前7時50分ごろ、教育長室に出勤。
ほぼ同時に男子学生が自然な様子で部屋に入り、直後に叫び声が聞こえた。
教育長室の近くにいた市教委教育総務課主事(28)がすぐに部屋に入ると、
澤村教育長は顔から血を流し、男子学生と組み合っていた。
男子学生は、両端に木片がついた針金を所持しており、
澤村教育長が両手で針金の取っ手部分を必死に押さえている様子も目撃。
主事は「教育長の首を絞めようとしているように見えた」という。
「助けて! だれか来て」と主事が大声を出すと、騒ぎを聞きつけて入室した
学校教育課副参事(52)が、凶器の針金を取り上げ、澤村教育長が馬乗りになり、
主事が左手を押さえて男子学生を床に組み伏せた。
男子学生は、水色のストライプのシャツに黒のスラックス姿。
もう一つの凶器とみられるハンマーや、かばんなどは見当たらなかったという。
教育長室のある市役所別館2階には、市教委事務局があり、出入りは自由だった。
主事は「あまりに自然に入ってきたので、不審には思わなかった」。
副参事も「とにかく必死だった。今後、狙われるのは教育長だけとは限らないと感じており、
大変ショックを受けている」と深刻な表情を浮かべた。
市教委の松田哲男教育部長は「職員の間にも、何があるか分からないという危機感はあった。
とても動揺しているが、事件は卑劣で許せない」と憤りをあらわにした。
市教委によると、今年7月にいじめ問題が発覚して以降、電話やメール、ファクスなどによる抗議は
約1万5200件に上っているという。