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外部調査委員会は非公開 遺族側は公開求める
2012.7.22 23:20 ［ｗｅｓｔピックアップ］
大津市の中２自殺問題で、市は、男子へのいじめの実態などを調べるために
７月中にも立ち上げる外部調査委員会について、会議を非公開にする方針を固め
遺族側に伝えたことが２２日、分かった。市側は「個人情報を扱うため」と説明しているが
遺族側は公開を求めている。
遺族側は調査委について、会議公開のほか、遺族が推薦する委員を任命することなどを要望。
すでに今月１８日、委員として「尾木ママ」の愛称で知られる教育評論家の尾木直樹・法政大教授（臨床教育学）
ら２人を推薦している。
調査委は市長部局に設置される予定だが、委員や日程は白紙状態。数人の委員で組織する方針で、
約４カ月かけていじめと自殺との因果関係の把握を目指して調査、報告書を市に提出する。
市は報告書については公開する予定。
越直美市長は遺族と面会したうえで委員の人選を協議し、会議の非公開について理解を求める。
遺族側の代理人弁護士は「遺族の不信感を払拭するためにも、可能な限り透明性を求めたい」と話している。
市民への 裏切り行為！