12/07/23 13:27:08.52 TzGMrhuC0
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年齢が上がると産みにくくなるとの指摘は時代遅れの年齢差別だと批判され、ここ２０年くらいはなかなかされなくなった。
卵子老化の知識が長年社会から欠落していたことの、負の影響は大きい。
初産はなるべく３０歳くらいまでに、ということを今後は急いで社会の常識にしていくべきだろう。
４０歳初産から３０歳初産へ。これは男女の人生設計にとって重大な変化だ。
しかし注意したいのは、これが周りの人々の意識や社会のしくみにも、重大な変化を求めることだ。
そもそも晩婚、高齢出産が増えた大きな要因は、仕事と出産・育児の両立が難しいことだ。
今後は、入社後数年の若い女性が堂々と妊娠出産し、その後職場復帰できるように、男性を含めた育児休業、労働時間短縮、復帰のサポートなど、企業は真剣に施策を進めなければならないのだ。
保育園の増設が急務だし、収入がより少ない年齢での出産になるので、子育てへの経済的支援も一層必要だ。
ヨーロッパの留学生がこちらのキャンパスに来て、「おなかの大きい学生が一人も歩いていない！」と驚いていた。
ヨーロッパでは１０代や大学生の出産は多く、大学付設の保育園も一般的だという。
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