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鹿川君の死からまもない2月12日、2Aの隣りのクラス2年B組でひとつの事件が起こった。
B組の生徒L(当時14歳)が授業中に理科の教師から注意を受けたことを前の席のMに八つ当たりし、
「お前は鹿川二世だ。鹿川のように自殺しろ」、「オレと喧嘩しろ」などと、3、40回こづき、さらにその前の席のNを殴った。
さらにLはMを何度も殴り、Mは「先生助けて」と教師に助けを求めたが、教師は気にせず、黒板に字を書きつづけていた。
たまりかねたMは、Lに掴みかかり取っ組み合いとなった。
この時、教諭はようやくMを止めに入る。
Mは「先生あんまりだ。Lを殺して、俺も自殺してやる。
刃物を買ってくる」と300m先の金物店に走っていった。
教諭はあわててMの後を追いかけ、金物店の手前でMと言い争うかたちとなった。
それを警官が見つけて事件発覚、Lは暴行の疑いで逮捕された。
また鹿川君の遺書で名指しされた2人の生徒は―自業自得ではあるが―、ショックを受けていた。
そのうち1人は関西地方にある宗教団体の本山を訪ねている。
責められたのは加害者側だけではない、
鹿川家には「どうして親が知らなかったのか」「あの家庭なら子どもが自殺して当然」「裕史が死んで良かった」というようないやがらせの電話が相次いだ。