12/05/30 19:16:39.88 V09Caej10
ちょっと、この記事読んだ?
河本を叩くのは権力をのさばらせることになるんだって。ふざけんな!
バッシングに便乗 小宮山厚労相こそよっぽどのワル
URLリンク(news.livedoor.com)
鬼のクビを取ったような大騒ぎだ。お笑いコンビ「次長課長」の河本準一(37)が25日、母親
の生活保護受給問題で謝罪会見を開いた。会場は100人を超える報道陣でゴッタ返し、わざわざ
会見を生中継する民放テレビ局もあったほど。NHKまでトップニュースで伝えていた。まるで大
疑獄の当事者のような扱いなのだが、河本はそこまでワルなのか。
河本は母親の生活保護受給について「今まで福祉の方と相談して決めてきた」と語った。道義的
な問題はあるにせよ、違法行為はゼロ。いくら河本が人気芸人とはいえ、メディアは明らかに騒ぎ
すぎだ。それでも「年収5000万円の人気芸人の母親の生活保護受給はオカシイ」と言うなら、
福祉事務所の対応を責めるべきだろう。
中略
許しがたいのは、小宮山洋子厚労相だ。25日の国会で「生活保護費の支給水準引き下げ」や「親
族が扶養できると判明した場合の積極的な返還要求」の検討を表明。河本バッシングに便乗したの
は明らかだ。
「現在、生活保護費の支給総額は3.7兆円。過去最高額を更新し続け、財政規律を叫ぶ政府にす
れば、支給カットは悲願です。河本バッシングは渡りに船で、世論の生活保護への批判が高いうち
に、なし崩し的に削減しようとしているとしか思えません。しかし、生活保護は憲法で認められた
権利。貧困層を減らすような景気回復策こそ、本来の政治の務めです。定見もなくムードに流され
やすい国民性も問題ですが、メディアはやりすぎ。河本問題で騒げば騒ぐほど、権力の思うツボで
す。大局に立った冷静な報道を心がけるべきですよ」(政治評論家・山口朝雄氏)
本当のワルは河本バッシングの裏で、ほくそ笑んでいるやつらなのだ。
(日刊ゲンダイ2012年5月26日掲載)