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続き
そして、私たちが何より悔しく残念なのは、この中止によって中国残留「慰安婦」被害女性たちが、
さらに「捨てられた」ということです。
彼女たちは、「慰安婦」制度の中で性暴力を被害を受け続けた挙句に、敗走する日本軍に
捨てられ、置き去りにされました。
そして、60余年の長い年月、彼女たちを顧み助ける者は誰もおらず、被害を受けながら
捨て去られたままになりました。
このほど、日本のニコンサロンという大きな会場で、その長年の苦しみについて多くの人々に
知ってもらう機会を得ていたにも関わらず、その機会を写真展中止と言う形で奪われました。
またしても、彼女たちは「切り捨てられた」のです。
「慰安婦」問題の解決を願う者として、ほんとうに悔しくてなりません。
ニコンサロンには今こそ、良心を取り戻し、反対もあるからこそ、安世鴻の写真に発表の
場をあたえて、作品を世に問う機会を与えるよう、心から願っています。