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血塗られたロンドン塔
大逆罪を犯した人間には見るも無惨な処刑方法がとられた。
まず、馬に引かせたソリに乗せて街路を引きずり回し、半死半生の状態のまま
絞首刑にする。10分後には、ロープからはずして、腹を裂き、心臓やはらわた
を引きずり出し、大衆の面前で火に投じる。手足を切り刻み、頭はロンドン橋に
釘で打ち込んでさらしものにするのである。
そうして、バラバラにした死体は四つの市門に分散されてさらされ、神による
加護を受けられぬように不浄の地に埋められた。
こうすることで、処刑者の魂は永遠に虚空をさまようことになるのである。
この処刑の宣告を受けた者はたとえ死を覚悟している者でも、動揺し取り乱したと言われている