12/05/07 17:35:46.67 Ntg7KcM10
>>367
> 東京では瓦礫の焼却が進んでいるけれど
> 区の説明によると
> 放射性物質は800度で焼却されていったん気化するけど
> バグフィルターを通るときは200度以下なので捕収できるということでした。
>
> これ本当?
「常に」とか「100%」と解釈するならウソだけど、「大抵は」とか「大雑把には」という修辞なら間違ってはいないわ。
まず、CsやSrが気化するかどうかは単純に温度だけでは決まらない。
化学的な状態(イオンなのか、何と化合しているのか、周囲の状態、還元性なのか酸化性なのか)でかわる。
それに、燃焼では気化しなくても微粒子、エアロゾルで飛ぶ場合もある。
「煙」は固体だけれど遠くまで飛ぶでしょう?
バグフィルターを通るときは200度以下なのは本当。
あまり高いとフィルターが壊れてしまうから。
ただ、200度以下ならすべての粒子が固体になっているわけでもないし、固体を全て除去できるわけでもない。
あくまでも「程度」「割合」の問題。
当たり前だけど…微粒子ほどフィルターで除去できなくて、
微粒子ほど遠くまで拡散するわ。
「薄まればOK」という発想なら拡散して薄くなればOKだし、
「少しでも怖い」という発想なら、遠くでも安心できないことになる。
私の瓦礫焼却の意見や焼却の詳細は過去にも出てるから探してみて。