12/04/29 22:07:32.10 u+0OcN2t0
>>530
平成24年3月31日時点の貸倒引当金はたった11億円です。
それがあまり合理的でない見積りなら、トーマツさんが頭を抱えて小言を言うでしょう。
花王が24/3期下半期に実力以上の販売攻勢をかけていたのなら(与信リスク軽視など)、売上債権の焦げ付きが出るかもしれません。
しかし、販売先は小売店などが中心で分散しているはずなので、当期純利益に重要な影響を与えるような焦げ付きはないと思います。
仮に花王に大きな落ち度があって、「平成24年3月31日時点の売上債権(1,428億円)の10%」が25/3期中に焦げ付いたのなら、焦げ付き額は143億円と試算されます。
それを25/3期計画の当期純利益600億円とザックリ比較すると約28%の水準で、そこそこ重要な影響を与える水準と試算されます(実行税率40%)。
そのようなことはないと思いますが、、、
(24/3期経常利益1,010億円-焦げ付き額143億円)×(1-実効税率40%)=24/3期推定・当期純利益520億円・・・24/3期の当期純利益524億円とほぼ一致
推定・焦げ付き額143億円÷25/3期推定・当期純利益520億円=27.5%≒28%
・ご参考
売上債権の10%が焦げ付くなら、25/3期推定・当期純利益約の13%と、たいした影響はありません。
売上債権の1%が焦げ付くなら、25/3期推定・当期純利益の約2%と、ほとんど影響はありません。・・・花王の前期末の焦げ付き額の見積もりに近似していると思います。