12/06/16 00:55:15.20 FfuJeioM0
野田首相に申す : 人事が潰す野田政権
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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櫻井よしこ (国基研理事長・ジャーナリスト)
加えて首相には人を見る目がないのではないか。「適材適所」を口にするが、人事はその真逆だ。
首相の政策は拙劣な人事によって潰されつつある。 一例が鹿野道彦農林水産大臣の後任、郡司彰氏である。
山田正彦元農水相についで鹿野氏も、首相の目標の一つ、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に反対してきた。
彼らを含む反対論者は、 TPPの経済的側面だけを強調し、米国に「むしり取られる」との根拠なき不安を煽(あお)る。
中国がこれほど恐れるTPPへの交渉参加を表明した首相の選択は正しいのであり、担当大臣には、
党内意見を首相の考えに沿ってまとめるべく 努力する人材を選ばなければならない。
だが、郡司新農水相は、大臣就任翌日に「これまでの情報や説明で(TPPが)国益になると判断するのは難しい」と語った。
最悪の人事ではないか。
さらに輿石東氏の幹事長職にどういう意味があるのか。カネと公認権、党の実権を氏に預けたのは、
党内融和を図る奇手だった。たしかに党内融和は実現したが、そこですべてが停滞した。
税と社会保障の一体改革問題も輿石氏が動かず、追い込まれ、一両日が山場となった。
消費税増税は、いまやその是非を超えて何としてでも実現しなければならない。