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皇太子さま “津波の経験を未来へ”
3月16日 4時15分
皇太子さまは、フランスで水と災害などをテーマに開かれている「世界水フォーラム」にビデオでメッセージを寄せ、
東日本大震災などの津波災害の経験を語り継ぎ、世界で共有することの大切さを呼びかけられました。
「世界水フォーラム」は、世界各地の水を巡る問題について話し合う国際会議で、ことしで6回目となる会合が今月12日からフランスのマルセイユで開かれています。
国連の「水と衛生に関する諮問委員会」の名誉総裁を務め、これまで3回にわたって出席してきた皇太子さまは、
天皇陛下の心臓の手術に伴い国事行為などを代行されているため、今回は出席を見送られました。
そして、予定していた基調講演に代わって、現地時間の15日に行われた「水と災害」をテーマにしたパネルディスカッションに、英語でビデオメッセージを寄せられました。
皇太子さまは、東日本大震災に対する各国からの支援にお礼を述べたうえで、津波で大きな被害を受けた仙台空港や
雅子さまと訪れた岩手県大船渡市の写真を使って被害の状況などを説明されました。
続いて、過去に日本を襲った大津波について、歴史書の記述などを紹介しながら振り返り、「災害に遭った経験を忘れることなく、
未来に語り継いでいくことが大切だと思います」と述べられました。
そして、「皆さんと共に、私も災害の経験と教訓が世界に共有され、活用されるよう努力を続けていきたい」と締めくくられました。