12/06/05 10:54:42.74 Sf6rbLn10
>>728の論文はたいへん興味深い。
要するに生田目なる人物が、
幕府高官だった小野という福沢の元上司の家から
「弾劾一件」の書類を借り出し、
もとは職務怠慢による弾劾文だったのを、
公金横領による処罰だったかのように装ったうえ、
それらを福沢家に持ち込んで、
一種のユスリを行った、ということ。
いろんなことがあったもんですね。
怪文書というのはいつの時代にも作られて、
まことしやかな解説文がつけられ、
後世にまで残るもの。
所領の由緒書なんかも、怪しいのが多い。
家康直筆のなんたら、なんていうのは
「なんでも鑑定団」にしばしば持ち込まれている。