12/03/19 11:52:52.75 CeHGZi5O0
>>99
戦後施行の民法では、(配偶者が半分貰える)法定相続が基本となり、後は遺言状と遺留分が争点になった。
ただ西武グループの堤康次郎氏が昭和39年に亡くなったケースでは、三男の義明氏が後継者として家督相続。
康次郎氏が支配してた西武グループの総資産は3兆円と巨額。個人で相続したら莫大な相続税がかかります。
資産の散逸を嫌い、康次郎氏名義の財産を不動産は会社名義に、株は社員名義で偽装して相続税を逃れたわけです。
2005年頃に問題が発覚、西武鉄道は上場廃止になったが、巨額の相続税を時効で徴収できなかったのは記憶に新しい。
昔の国税当局が間抜けだったわけで、戦後でも家督相続の恩恵を受けたオーナー経営者は少なくないと思われます。