12/02/27 02:02:40.38 sLQjuI140
>>54
> もしよかったらこれも具体的に教えてほしいです
> > 日本固有の食材についても大体わかってきたし、
> >チェルノの時の移行率の調査で使える物と使えない物の区別もできるようになってきた。
たぶん、あちこちからそろそろ調査結果がでるわ。
私の知ってる範囲の話では、土壌に関しては>>253に書いた通り。
酸性土壌でミネラルの流出が進んでいる土地だったのはよかった。
おかげで流出しやすいし、現代農法では足りないカリウムを施肥するのが当然になっていたので吸収も防げた。
一番大事な主食、米は事故が出穂時期でなかったので良好なのは前からわかってた。
あとは粉塵のサイズが効いてた。大きい方が移行率が低い。
チェルノの時は遠いからの移行率は微細な粉塵だったので移行率も多めにでてしまってた。
他の植物の移行率は「降雨量」と「施肥の量=農業の工業化の程度」が重要だった。
降雨量で土壌のpHもミネラル量も排水量も決まるので、同じくらいの降雨量の土地の移行率が参考になる。
具体的には、イタリアとかスペインとか。トルコは役に立たない。
葉から吸収する植物に関してはチェルノと同じ状況であまり芳しくなかった。
今年も空間線量の高い地域のホウレンソウの類は再浮遊で検出される位になると思ってる。
川も流速が早くて砂礫質の河床だったので淡水でもそれほどチェルノ・スリーマイルの時よりひどくない。
でも勢いの落ちる池・湖・河口は予想通りダメな可能性が高い。
結局、そういった細かい事情で農業・農作物は「最悪の想定」よりはかなり良かったの。
「海」は相変わらず不明。いつごろまで、どこまで大丈夫なのか、とても考えきれない。
あと不明なのは「森」。アジアの温暖+湿潤な森への降下のデータが無い。
日本の森はカリウムを逃さないようにできているから…永いかも。
これ以上の細かい話は…もう行が足りないわ。