12/03/08 22:35:47.23 aaPwkXw80
うちは町会を兼ねた自警団が、消防車も救急車も持っているような超ど田舎だけど、
数年前に婦人部長が代替りしてから俄然住みやすくなった。
自警団本部長がトップで、青年部長・敬老会長・子供会長といるんだけど、
新しい婦人部長がいわゆる「ご領主さま」の本家当主で、他のトップは全部分家なことと、
ご領主さまとして今も私財を投じて部落運営(市に吸収合併された今も気分は部落=集落)されているので、
誰も彼女に逆らえないんだけど、彼女自身が合理主義者の上表裏がない人柄。
前の婦人部長は彼女の母親なんだけど、いい意味でも悪い意味でもお嬢様だったから
名前だけで他の人に丸投げしていたから、町会費も出鱈目だったのを
彼女になってからは明朗会計になって、月5000円の会費が1000円になったし、
十日に一度あった集会という名の宴会も廃止されて、今では年一回になった。
草刈りや溝掃除などの強制労役も、「不参加料」を出せば免除になった。
回覧板もメールになったし、会費の集金も引き落としになった。
メール不可の老齢家庭は紙だけど、彼女自身が配達に行くもんだから、
年寄りが恐縮しちゃって携帯を持つようになったし、
それならと「見守り当番」(生存確認係w)も廃止になって、
毎日彼女宛に対象家庭が空メールするのでよくなった。
花見や運動会などは今もあるけど、「春秋の年二回くらいはつきあいましょうよ」という
あっさり割り切った勧誘なので、こちらも割り切れる。
子供を連れて行けば六時に強制帰宅にしてくれたから、酒席に出ないでいいしすごく楽。
結局住みやすさはボスの人柄と力量次第だと思う。