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捜査関係者によると、２社にはグループ約４０社の収益がコンサルタント料
として集められていた。グループには帳簿に記載のない借入金があり、
豊臣容疑者は逮捕前の調べに
「金利返済分を経費とみなせば脱税にはならない」と説明。
だが特捜部と国税局は金利返済を経費と認めても経営は黒字で、
架空経費による脱税は成立するとしている。
捜査関係者によると、指定暴力団山口組の幹部だったこともある
豊臣容疑者の“裏社会”での通り名は「松山春国」。
日本国籍を2005年に取得するまで「楊春国」だったが、
実生活では松山や近藤と名乗り、００年ごろに梁山泊を設立。
梁山泊の社長としては「近藤春国」と登記した。
パチンコやパチスロは「特殊な手順で大当たりを出せる」として、
攻略本の販売や会員制の情報提供サービスを展開してきた。
グループ全体の売り上げは０８年までの５年間で約６００億円。
その間、納めるべき法人税は約２０億円あったが、
納税額は約８億円だったという。
2010-01-19
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