12/02/23 12:35:14.78 03ly7hCuO
そう 「苦手から逃げる」「相手がしてくれて当然」それが発達という生物だ。
こだわりスイッチが入った発達の
「個人旅行でローマ行こう!個人旅行でローマ行こう!個人旅行でローry」
に根負けし、付き添ってやったことがある。
が、しょせん母国ですらコミュ障の奴に、外国はハードル高すぎた。
ローマに着くや、発達は目に見えておどおど。通訳兼添乗員兼ガイド兼養護教諭をこなす私の後ろに隠れ、ひたすら無言でガクブルガクブル…
そして夕食を終えてホテルの部屋に帰り、ほっと気を緩めた瞬間、発達節が炸裂した。
「あ~ぁ疲れたっ。でも、たまには君も役に立つことあるんだねえ!」
…あんたって生物は、どおぉ―しても「ありがとう」の単語を発音できないわけね。
判決:発達をローマ置き去りの刑に処する。
その場で荷物をまとめ、私だけ帰国。発達のカードと現金、帰りのチケット(一週間後)は残して。
発達はマジ泣いた。「ごめん!ごめんなさいってば!」泣くな。たまには一人で現実と闘え。「ありがとう」も身体で覚えてこい発達。
一週間後、発達は無事帰国
でもピザとパスタの国で過ごしたのに、3kg痩せていた。
以来、お礼の言葉は何とか言えるように。慣れないせいか、もつれる舌で「あ…ぁ、あり、ぐゎ…と…」だが。