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李春寧著、飯沼二郎訳 「李朝農業技術史」、未来社 (1985) p.80.
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高麗時代に行われた牧場事業は、李朝時代にも継承され、牧場の組織は、
太宗の時をとおり、世宗の時において体系化されて、各地に牧場の設置が強化された。
牧場の重要性は高麗時代のように戦馬、農耕用、乗馬、狩猟用、肉食用、
貿易用などにあったが、特に貿易用 (いわゆる貢馬として明に送られた) として、
少なからざる頭数、(太祖元年・1392年から世宗10年・1428年までの36年間に
明に送られた馬の頭数は58,611頭) が必要とされた。馬政をおこなう当時の
組織は、つぎのようなものであった。
(人員628名) 監牧官 (各道22名)
兵曹 → 司僕寺 → 各道牧場 - 群 - 群頭 - 群副 - 牧子 (2名)
(159の公牧場)