12/01/17 13:54:04.39 JfNRmnnwO
高校の時、学年に脳性まひの男子がいた。
公立の進学校だったので最初は何の障害か誰も知らず
知的障害者がどうやって入学した!?
と驚いたけど、脳性まひって脳が何かが原因でダメージを受けて
筋肉の一部が上手く動かないだけであとは普通だと知った。
その人は、誰にも頼らす、不自然な姿勢を取ったりしながらも何でも自分でやったし
行事の準備はゴミの始末や片付け、運搬などの雑用を1人で黙って積極的にこなした。
勉強も出来た。運動は苦手だったけど、出来る事はやった。
出来ない時は準備や記録をしていた
最初はモノマネをしていた男子もだんだんしなくなり普通に接した。
小中学校から一緒の友達もいた。
でも友達は彼を手伝わなかった。
高校からの友達は、だんだん彼に好意を持って
彼を手伝おうとしたけど、
何かをしてあげると、それ以上の事をしてくれるので、だんだんみんな彼を手伝わなくなった。
カバンを持ってあげるともっと持ちにくい荷物を持ってくれたり、掃除を代わりにしてあげると
手薄になった箇所を手伝いに行く。
だから、みんな、彼を手伝うのはやめた。
そうやって「障害を理解して平等」になった。
卒業してから地域の新聞で彼が脳性まひだったと知った。
自宅から通える大学に入学して歯科技工士になった。
京ちゃんには、無理。