11/12/30 16:43:35.72 qW+hstTf0
2001.9.7
朝の出発が早い日ではあったが、明日、明後日と早出が続くので、ちょっと無理して今朝は6K走った。涼しいので、
走っている最中はあまり汗をかかない。
早出になるのは、明日から国体の夏季大会が開幕するからである。
開会式にてお言葉をいただく秋篠宮殿下、同妃殿下が今日宮城県にお着きになられた。まことに気さくで素敵なお二人である。
私から県勢概要をご説明したあと、ご昼食、そして仙台文学館と福祉施設「せんだんの里」をご視察になられた。
その「せんだんの里」で、とても印象的な場面があった。秋篠宮殿下を見て、
一人のおばあさんが「あんた、どっかで見たことあるねー、名前なんていうの?」と言ったのを受けて、
殿下が「秋篠と言います」とお答えになられたら、両手を打って、「そうだそうだ、うちの兄貴の友達だ、
どっかで見たことあると思ったよ」と喜んだ場面。
思わず笑ってしまったもう一つの場面は、もう一人のおばあさん。
紀子さまをじっと見て、まず、「あんたどっから来たの」と尋ねた。「東京からです」と紀子さまがお答えになられると、「遠くからよく来たね。東京のどこに住んでるの?
この前火事あったね、大変だね。あんた、かわいいね、なんともかわいいね」と何度も繰り返した。そして、一息おいて、「かわいいね、宮様みたいにかわいいね」
と言ったのを聞かれて、紀子さまは思わずお声を出されてお笑いになった。傍に控えてやりとりを聞いていた私と佐藤勇県議会議長も笑い声を上げ、
そして二人ともどっと汗が出てきた。
ほんとにいい場面だったと思う。痴呆性のお年寄の方々が入所している施設で、今日はずんだとあんこのダンゴつくりの作業をしているところだった。
秋篠宮殿下がおじいさんが作っているずんだを、手の平にもらわれてお召し上がりになられるという「ハプニング」まであった。ハプニングではなくて、
自然にそういうふうに振る舞われたのであろう。そのあと、入所者の一人ひとりにお声をおかけになられたり、
手をとってお励ましになられたりのお姿を見ていると、そう確信できる。
いよいよ明日は夏季国体の開会式だ。天気が崩れないでくれればよいのだが。
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