13/03/18 01:51:55.36 zyzmiO7H0
地域の活性化には｢よそもの･わかもの･ばかもの｣の力が必要とよく言われます｡
くまﾓﾝの成功の陰にも､この｢よそもの･わかもの･ばかもの｣の力があったことが､よく分かりました｡
｢よそもの｣とは､小山薫堂さんなど県外の有識者｡｢わかもの｣とは､県庁職員の方々｡ｷｬﾗｸﾀｰﾋﾞｼﾞﾈｽ経験ｾﾞﾛながら､柔軟な発想と行動力でﾌﾞｰﾑを生み出しました｡
｢ばかもの｣とは､蒲島知事｡もちろん､知性の面でばかものではありません｡常識や前例にとらわれない行動の面でです｡たとえば､くまﾓﾝが失踪したという架空話を知事が公表するのは､かなりの冒険だったと思います｡
印象的だったのは､｢皿を割れ｣という､職員を鼓舞する言葉｡皿を洗わない者は皿を割ることもない｡皿を割ってもいいから､どんどん皿を洗え｡どんどん行動せよ｡そういう意味の言葉です｡
県民の幸福量をy=f(E,P,S,H)と定義し､4つの要素(経済的豊かさ､品格･誇り､安全安心､夢)ともに､くまﾓﾝが貢献しています｡
熊本県民だけでなく､全国の公務員に｢予算はなくても､知恵と行動力があれば､世の中にｲﾝﾊﾟｸﾄを与えることができる｣という､PやHを与えると思います｡