12/05/06 19:11:14.34 V7MzvNVQ0
>>765の続き
>>758
>また、現状で「ボーカロイド3の中では、グミに人気がある」というのは、
>どういう事情が考えられるでしょうか。
>ボーカロイド2で特徴と知名度が或る程度定着していたことからの信頼度でしょうか?
これも話が長くなります。すみません。
でも知らない人がシユの抱えてる難題に疑問を持っていっらしゃるので長文を書きます。
なお私はみての通り日本語の文がうまくありません。察してください。
実はグミも発売当初はとても不遇でした。
とにかくボカロの間で話題になる事が少なかったです。
原因はグミのイラストの出来のイマイチさと中の人である中島愛の自身の批判の多さであります。
絵は残念なくらいあまり人気が出る要素がありませんでした。これが一番の失敗でないかと
思われます。
また中の人である中島愛は、彼女自身よりプロデュースの仕方も批判がありました。
彼女自身も発言がちょっと問題なった事もありあますが・・・
中島愛のCDはとにかくファンたちに複数枚買わせるしかけがあったので余慶に嫌われてしまいました。(アキバ系の一部の連中がAKBを批判するのは前例があったからともいえます。)
それがグミの売り上げに多少影響しました。
救いはその当時は中島愛が主役級で出ているマクロスFでのランカ・リーがニコニコ動画で
人気があったのでグミがそれをカバー出来た事です。
その後地道にグミ曲は出ていましたがなかなかランキング30位に入る事がありませんでした。
そして段々とグミ使う人の技術が向上しました。
そしてグミはミクとは違い「人間に近い歌い方が出来る」事が聞く側も理解し
グミの動画も再生数が伸びるようになりました。
これはミクがバーチャルアイドルらしい声とは違う新しいボカロの有り方を示す物でもありました。
これは発売元であるインターネット社である設計と技術が大きいです。
ではシユはと言うと日本語というより
KーPOPの歌い方(ひらたく言うと韓国なまり)を考慮したのか特徴的であります。
その特徴を上手く捉えうまく使うには時間がかかります。
また複数の利用者の交流も必要です。
グミと比べて使い手の技術向上は時間はかなり掛かると思います。
>SBSアーテックが様々な手法で非常に積極的な売り込みを図ってるようですね。
>英語対応型シユの開発も検討されてるらしいと聞きますし。
どこまで本気か解かりませんがかなりリスクをしょって売らないといけないです。
クリプトン社の様な濡れ手に粟な事は絶対にありません。
よくこの事で忘れがちなのは、日本は潜在的に作詞作曲が出来る人や元プロやセミプロが
多かった事、過去にMIDI文化があり音楽とPCの親和性が顧客にもあった事です。
他の国ではあまり見られない特徴があったのです。これは他の国ではあまりみられません。
もし韓国内で売り込むなら日本のMIDI文化構築の時まで遡って考慮する必要があります。
いきなりボカロを出してもすぐに使いこなせる物ではないです。作詞作曲作るのも
沢山の技術がいります。
そのためSBSアーテックではプロを使いボカロの曲を作る事も考慮してる様です。
シユの英語対応ですがミクの英語対応ですら未知なので一概に言えませんが
前レスの通りシユの動画投稿の一部に不手際があり英語で批判があったくらいなので
英語圏でも厳しい物があります。
長くなりましたが、これでも一部の事しか知らないです私です。
何か補足する所あればレスをつけてくだされば幸いです。