12/04/19 23:07:51.82 Sxh/rgW30
えらく前の話ではあるけど、
>>55-63のあたりで話題になってた、
韓国語での「何々シユ」って表現のことについて、少し解説を。
この表現は、忠清道地域の方言だね。
大田、公州、扶余、忠州、清州などのあたり。
>>57の人が説明してるように、
日本語でいう「ます」に当たる丁寧語文末表現の、ソウル言葉での「ヨ」を、
忠清道言葉では「ユ~」と表現する。
例えば、「シユが歌います」は、
ソウル言葉では「シユガ ノレヘヨ」、
忠清道言葉では「シユガ ノレヘユ~」になる。
さらに、文末付近の発音が、
ソウル言葉で「セヨ」や「ソヨ」になる場合には、
忠清道言葉では「シユ~」(さらに縮めて「シュ~」と発音したりも)になるんだよ。
だから例えば、
「アンニョンハセヨ」(おはようございます・こんにちは・こんばんは)は
「アンニョンハシユ~」「アンニョンハシュ~」、
「チュセヨ」(ください)は「チュシユ~」「チュシュ~」、
「イッソヨ」(あります)は「イッシユ~」「イシュ~」、
「オプソヨ」(ありません)は「オプシユ~」「オプシュ~」って感じ。
あとそれから、
忠清道言葉は、韓国の人たちには比較的のんびりまったり口調に聞こえるそうな。
韓国のシユ関連サイトをいくつか見てみたんだけど、
やっぱり、この忠清道言葉がけっこうよく出てくる。
中には、説明文まるごとごっそり、文末を「シユ~」でまとめてるサイトまであった。
このスレでけっこう使えそうな、文末が「ゆぅ」になる日本語表現っていうと・・・・・・
例えば、土佐弁の現在進行表現かな?
「している」を「しゆぅ」って表現したりするね。