06/12/12 09:05:53 M5E1g9En0
前スレが落ちましたので立てました。
まずは
URLリンク(www.d3.dion.ne.jp)
向坂逸郎(さきさかいつろう1897~1985年)マルクス主義経済学者。
54年1月採択の左派社会党の綱領は彼の指導で作成された。
また彼と弟子たちにより三井三池炭鉱労働組合内に設けられた学習組織「向坂教室」は、組合員の階級意識と戦闘性をたかめ、三池闘争に大きな役割を果たした。
77年7月号『諸君』で田原総一郎の質問〔(プロレタリア独裁のもとでは)政府に反対する言論・表現の自由はない、ということになるのですか〕に答えている。
「それは、絶対にありません。それはまずいですからね」
「自分たちの社会をね、とにかく2億人もの人間が、その社会がいいと賛成している社会をですね、1人の人間が反対する。
その体制に反対するというのは、それは裏切りだな。それにソルジェニーツィやなんかは、社会をね、封建時代に返そうというわけでしょ。あきらかに反革命ですよ」
「ソ連はですよ、日本とくらべものにならない。ソ連人の教養というのは、日本とはくらべものにならない。はるかに高いです。
自由もね。日本とはくらべものにならない。自由です。思想の自由も、日本とはくらべものにならないくらいある」
政府に反対する言論、表現の自由が「絶対にない」のに、なぜ「思想の自由」が「日本とくらべものにならないくらいある」ということになるのだ。
〔社会党の非武装中立対策は、社会党政権ができて、日米安保が破棄され、アメリカの軍事力が日本にとっての脅威となったとしても堅持するのか?〕と問うと、
「その時になったら考え直す」と答えた。
あのしつこい田原総一郎が、
〔すると必ずしも、非武装永世中立ではない?社会主義政権でない間は、非武装でいくべきだ、と考えるのか〕と重ねて訊くと、なんと「そうです」と答えている。
非武装中立なるものは単なる方便にすぎないことが、社会党顧問向坂逸郎によって露呈してしまったのである。