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[社一]は、社会保険労務士法からの出題で、かなり細かい論点まで踏み込んだ出
題であったため、高得点は困難な問題となっている。また、[厚年]については、昨
年の労一に続いての四択形式の出題で、厚生年金基金に関して細かい点まで問う内容
の出題であったが、3点は確保しておきたい問題であった。しかし、2点以下割合が
34.2%と社一の41.3%に次いで正答率が低くなっている。
これまでの合格基準を参考に検証していくと、上記2科目の「平均点」・「2点以下
割合」は過去に補正が行われた科目と近い値になっており補正措置がとられる可能性
がある。
しかし、過去の事例を見てみると、2011(H23)においては平均点が低く、かつ、2
点以下割合が多い[労一]の補正を行わずに、平均点が高く、かつ、2点以下割合が
少ない[基安][厚年][国年]が補正されたこともあることから、平均点や2点以下
割合のみを基準として補正が行われるとも限らない。これについては後述する。