12/08/24 00:11:37.08
杉内に代わって急きょ先発することになった小野は14日のイースタン・リーグ、ロッテ戦(ジャイアンツ球場)に先発。
しかし、3回10安打11失点と大炎上したばかりで、いかに想定外の昇格だったかがうかがえる。
そうでなくとも巨人のローテーション投手は、ゴンザレス投手(33)が右足内転筋を痛め離脱中。
ゴンザレスが毎週先発を務めてきた水曜日は“若手チャレンジ枠”にあてられている。
しかし、小山雄輝投手(23)は15日の中日戦で4回5失点KOされ2軍落ち。この日も江柄子(えがらし)裕樹投手(25)は「スタミナ不足」(川口コーチ)を露呈し3回0/3、2失点で早々とマウンドを降りた。
川口コーチは「他の先発投手がしっかりしていて余裕があるからこそできること。(若手の)2年後、3年後の成長につながってくれればいいね」と目を細めてきたが、杉内の離脱で余裕は一切なくなった。
22日は中日も阪神に勝ったため、またしても優勝マジックはお預けとなったが、きょう23日に巨人がヤクルトに勝ち中日が阪神に負ければいよいよ30が点灯する。
ペナントレースの巨人優位に変わりはないが、緊張感を増すのは来週の中日3連戦だ。
パワーダウンの巨人とは対照的に、中日には7月8日に死球を受けて左手甲を骨折し戦線離脱していた主砲ブランコ内野手(31)が戻ってくる。
24日からウエスタン・リーグのオリックスで実戦復帰し、問題がなければ満を持して28日からの巨人戦に登場する見通し。
不振で2軍落ちしていた守護神・岩瀬仁紀投手(37)も22日の阪神戦で、7月31日以来の“復活セーブ”を挙げた。
両者の直接対決の前には、それぞれ中日は本拠地でヤクルトと、巨人は敵地で横浜DeNAとあたる。ここをどう乗り切ってくるかも、大きなポイントになる。
G党にとっては“左うちわ”の状況が一変。ハラハラ、ドキドキさせてもらった上で、結局は優勝というエンディングなら言うことなし…!?