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巨人に致命的“死角”!久保手術で抑えがいな~い!
巨人は19日にスタッフミーティングを招集するが、昨年同様に致命的な死角がある。
開幕投手候補だけでも左腕エースの内海、新人王右腕の沢村、さらにソフトバンクから
獲得した杉内とホールトンまで加わった。そこに東野、西村、ゴンザレスと、
6人いれば足りるローテーション投手が7人もいる。巨人OBからは
「若手を起用するチャンスさえなくなる」とブーイングも上がっているが、
対照的に抑え投手問題は解決していない。
昨季は山口(2S)、アルバラデホ(2S)、ロメロ(11S)、東野(2S)、久保(20S)と
場当たり的に起用。最終的に久保に落ち着いたが、その久保は昨年11月に右股関節を手術して、
開幕は微妙な状況だ。新外国人のマシソンを獲得しているが、昨年のアルバラデホを見ればわかるように、
大きな期待はしない方がいい。
「先発はたくさんいるのだから、球威のある沢村を抑えに使えばいい」と、大胆な配転を勧める巨人OBもいる。
原監督の去就は、誰を抑え投手にするかにかかっているのは事実だ。さて、どういう決断を下すか。
(夕刊フジ編集委員・江尻良文)