12/08/26 02:35:06.15
恋愛問題に詳しいカウンセラー・マキはメールで女性の恋愛相談に応じていたが、いつしか「相談」とは名ばかりの赤裸々な告白が全国から送られてくるようになった。
今回は33歳の整体院勤務の女性からの相談だ。
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エコとか関係なく冷房が苦手。アパートに戻るとスーツを脱いで、素っ裸になるのが習慣なの。あの夜も裸に鼻歌でキッチンの冷蔵庫を開け、ふと玄関を見ると、なんと人影。古い木造モルタルのアパートのドアの四角いガラスからぼんやりとだけど、外が見えるのよ。
ピンポーン。ドア越しに「すみませーん。隣に引っ越して来ました、ヨシダです」と声をかけられた私は、大慌てで手近のパーカーを羽織りドアを開けた。目の前の若い男の顔は真っ赤。「あ、あの下が」っていったまま動かない。
なんとまァ私、着たのは上だけで下はすっぽんぽん。
その2時間後、ダンボール箱が積まれた彼の部屋で……。あとで話をしてみたら、ヨシダ君ったら大学生で童貞だったの。あれから1か月。19歳の彼とふたりで裸族。下の階の人から「うるせーぞ」と文句をいわれても交わりがやめられなくてさァ。