13/01/23 21:44:09.20
>>139
簡潔に私の分かる範囲で回答します。
①事実と異なることは説かれていないと思うが、抽象的に事実を誇張したり、比喩を加えたりして、機根の浅い人にも解るように、事実をオブラートに包んだような形で説かれている。
②おっしゃる通り。ただ、事実(真実)は1つでも、そこに至る道筋はたくさんある。例えば山の頂上は1ヶ所だが、登山路はい
くつもあるのと同じ。短距離だが険しい道。長距離だが緩やかな道。自動車で登れる道。徒歩でしか登れない道。斜面の道。
階段になっている道等々。つまり、色々な宗派は、それぞれの考え方で、事実(真実)にアプローチしている。各種の方便権経も、
色々な方向性から事実(真実)へと衆生の機根に合わせて説いてある。
⑤アインシュタインの相対性理論を小学生に教えようとしても、まず1+1からしか教えられない。つまり、いきなり法華経を理解しようとしても理解できない者は、もっと易しい段階の教えから学べということ。
⑥これは、私の知識レベルでは、答えられません。申し訳ない。専門家(天台宗の学僧か、天台教学の学者さんに聞いてください)。