11/08/28 11:24:18.01 z3qG/uM5
>>439
鮫鞘が希望ということは、肥後拵えで、用意した金具と柄巻きの種類を拝見すると、歌仙拵え狙いかな?
鑑賞目的なら、中途半端な拵えは作らないほうが良いと思うよ。
後々飽きてきたり、こうすれば良かった、なんて後悔する確率は人にもよるけど高いよ。
まず鍔から始まって(鍔なら切羽で調整)、縁頭、栗形、櫃の有無。あらゆる所が気になりだす。
拵え作ると、どうしても微細なヒケがつくから研ぎも計算に入れたほうがいい。
上手い刀職なら目立つヒケの心配ないけど、下地の切出しから鯉口の調整まで刀身擦るから、
スレヒケ傷は覚悟しておいたほうがいいよ。
あとハバキ。現状のハバキをベースにして後悔はないかな?
じっくり拵えの勉強してからでも遅くないと思うよ。
前レスにあるけど、熊本の博物館巡りした感想があるから、参考にしてみたら。
勝手に肥後拵えを想定したけど、似合う刀の長さと反りってあるよ。2尺位が肥後拵えにぴったり。
拵え共通だけど、柄前の鮫の親粒の数と形状で値段はぐっと上がる。
鮫鞘に使う鮫でも、梅花皮鮫からピンキリ。鮫着せて研ぎ出す刀職の腕も問われる。
自分の好みをしっかり見定めたほうがいい。
安く上げる=好み、になるかどうか?けっこう難しいんじゃないかな?
後々残るから、小道具の再吟味と、ハバキの新調を検討した上で高山さんにお願いして、
拵え出来上がったら研ぎに出す。俺ならね。
とりあえず「拵え」を飾りたいなら、古い拵え単体で買うのもありだよ。
拵え新調する予算で買えば、かなりいい時代拵えが買える。
拵えに刀身入れておくと錆の原因になるから、基本的には入れない事を前提にしておいたほうがいい。