14/02/24 21:24:49.89 8D1kUF7n
>>680
僕のミラーの考えは、
1)圧縮比を上げて、燃焼圧力を上げる。
2)膨張比を上げて、燃焼圧力を回転力に変化する行程を大きくする。
この二つによって効率を改善していると思っています。
ただし、
3)圧縮比を上げると耐ノック性が落ちるので、ノック限界直前で、スロットルや
IVC制御で、吸気量をそれ以上増やさないようにする。
と考えているのです。
IVCが下死点でスロットルにより吸気量を50%にした場合と、IVCが90°ATDCで
スロットル全開とした場合、吸気量は共に50%となります。(実際は、粘性抵抗やら
何やらあるんでしょうけど)
両者の違いはポンピングロスです。
前者はスロットルの隙間を空気が流れるので抵抗が生じます。ここで生じる摩擦熱が
ポンピングロスになります。
後者の場合、バルブがデジタル的に開閉すると仮定すれば、開時は空気抵抗がないので
(実際はあるけど)摩擦熱が生じない。閉時は空気が流れないのでやはり摩擦熱が出ない。
ちょうど、電力制御をするときの、抵抗制御とスイッチング制御のような違いがあります。
また、後者の場合、上死点~90°間は無抵抗であり、90°~下死点間で負圧がかかる
ので、負圧のかかる時間が最小で済むという点もポンピングロスを下げると思います。