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≡≡ 面白いエンジンの話-11 ≡≡ - 暇つぶし2ch743:エンジン工学屋
13/02/02 00:18:23.85 6Hsa1N4+
>>738
>1.4倍の圧力で押し込んだのなら膨張の圧力も
  1.4倍になる事が想像出来ないとみえる。

この考え方がおかしいのでは?
1、4倍の空気を燃焼させて、膨張行程は1のままであれば
40%も膨張行程容積が減少する事になるでしょ?
これはミラーサイクルと反対の作用になる。

効率がいいタービンで排圧を0、4しか上げなかったとしても
排気工程では反力が上昇して、出力ロスになる。

充填効率100%と考えたとして圧縮比10のエンジンなら
実圧縮比14となるが膨張行程容積比は10のままだ。

自然吸気で圧縮比12のエンジンと比較した時
吸気量で同条件とした場合に、加給が1000ccならば1400ccとなる。
実圧縮比は自然吸気のほうが2ほど下がるが、膨張行程が大きい分と
排圧が低い分、効率があがる。
慣性重量が少々減っても、冷却損失が少々増えても、その部分の差は大きい。
実用時のハーフスロットルでは、最大加給圧に程遠い事もあり
実圧縮比は自然吸気以下がほとんどだろうと思う。


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