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≡≡ 面白いエンジンの話-11 ≡≡ - 暇つぶし2ch688:名無しさん@3周年
13/01/27 00:53:59.36 mNRWVqCh
話の流れをぶった切って申し訳ないが最近理解できた(と思っている)冷却損失と排気損失の話をしてみたい。

これらの損失はそれぞれ30%ほどあると教科書には書いてあるが、その本質について正しく(詳しく)説明されている例を見たことがない
Netで調べても間違いだらけの説明が横行しているし、一番信頼できそうな
URLリンク(www.geocities.jp)にも出ていない

俺も長い間考え続けてようやく一応の考察を得た

まずは冷却損失から

これは簡単で次のように定義できる
燃料が発生したエネルギーのうちピストンを押し下げる仕事をせずに空気中に放出されたエネルギー
最初に思いつくのはラジエターやエンジンの表面からの放熱だがそれだけでは冷却損失の一部でしかない

高負荷時には大量の燃焼ガスが発生し膨張行程の終わり近くで排気バルブが開く時点でもシリンダー内の圧力はかなり高い
そして排気バルブが開くとエネルギー(熱と圧力)を持った排気ガスが空中に放出される
このエネルギーはもはやピストンを押し下げることはできないのでこれも冷却損失になる

排気ガスによってエネルギーが放出されるので排気損失だと思えるのだが実は冷却損失だったりする

メーカーの技術レポートなどを見てもこのことは全く書かれていない、どうやら専門家でさえわかっていないらしい

この二つの損失の合計が30%で残りの70%がピストンからクランクの回転力に変換されることになる

え?エンジンの効率ってそんなに高いの?と思うかもしれないが実はこの後に排気損失と摩擦損失が控えているわけである

次は排気損失の話をしてみたい


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