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東京コカ・コーラボトリング(東京都港区)は8日、多摩工場(同東久留米市)で製造した「爽健美茶340グラム缶」に、ゴキブリが混入する事故があったことを明らかにした。
同社は他に同様の事故報告がないことから「単発的」として回収措置は取らず、製造工程の改善などの再発防止策を実施した。
同社などによると、8月23日、東京都文京区内の自動販売機で、幼稚園女児(6)が購入した同缶にチャバネゴキブリ(体長13ミリ)が入っていた。
女児は中の茶を一部飲んだが、これまでに体調に異常はないという。
同缶は7月13日、同工場で78万8976缶を生産したうちの1缶。缶の洗浄から茶の注入までの工程でライントラブルが起き、約1時間にわたってラインが停止したため、この間に混入した疑いが強いという。
同工場は再発防止策として、工程を密閉するように改善し、殺虫消毒をより確実にするなどの措置を取った。同社は「女児の家族には大変な迷惑や不快感をおかけし、おわびしたい」と話している。