13/05/11 18:09:54.33 isWNCpqg
さて夕食としてミートローフ定食をいただき、自室でくつろいでいる反駅界の泰斗。
彼を社会的に小さな人間と見なしている人もいるが、それは誤謬である。
「足摺岬」は妙に印象が薄い作品であった。作者の死に方を見るにつけ、なにやら暗示的では
あるが。江藤淳は慶應文学部卒だが、彼ほど慶應文らしくない文芸家は少ないな。
一貫して右寄りの立場表明、「漱石とその時代」なんかはなんか国立大学臭さが漂う。
それこそ一橋大なんかがお似合いの雰囲気ではないだろうか。
大体、慶應文学部というと、松任谷正隆。松本隆。早計帝王。の3人にも見られるように
どこかセンチでシャイなシティーボーイで、ジェントルだけど慶應らしい「軽さ」を
身上としていることは、定説である。