11/10/09 00:45:29.78 IXjXSqep
旧帝大の教授は、数多くの博士院生・ポスドクの中から限られた数の人間を選んで
パーマネントの助教(もしくは講師・准教授)に押し込まなければならない。
例)
研究室の卒業生が某私大の学部長を勤めている。
その学部長がパーマネント助教1名を推薦してもらうように、
母校の東大教授に打診する。
その東大教授は研究室の在籍者・出身者の中からめぼしい人物を探して推薦する。
学部長からの打診なので、形式上は公募でも、東大教授が推薦した段階で
人事は9割方確定してしまう。
その東大教授は3人の候補者の中から1人をパーマネントの助教に送り込むことになった。
Aさん(現役東大理Ⅰ、学部から教授のテーマで研究)
Bさん(一浪東大理Ⅱ、学部から教授のテーマで研究)
Cさん(千葉大からのロンダ、修士から教授のテーマで研究)
現状の競争倍率では、3人のうち1人だけが大学教員として生き残れる。
ここで推薦されなかった2人は、延々と非正規雇用を続けたとしても
40歳前後で仕事を失うだろう。
この千葉大出身者はロンダすることで有利になったと言えるだろうか。