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「週刊ダイヤモンド」2013.10.12号
「神戸大学海事科学部のキャンパスの南端が神戸港に接し、本物の船が出入りする。船舶の航海士、機関士の養成機関として
90年以上の歴史がある。12年度の卒業生では日本郵船4人、商船三井7人、川崎汽船3人と海運会社への就職が多い。また近年
は港湾設計や流動力学、エネルギーや環境分野など、技術系の広範囲な教育にも力をいれており三菱重工やIHIなど重工
メーカーへの就職も増えている。偏差値は52.5と神戸大学の他の学部より低いが、就職率は91.1%、大学全体の87.1%より高く、
”お得”感がある」工学部の就職率は78.7%で阪大の73.3%、京大の75.6%、京都工芸繊維の74.7%を上回る。就職率からみて
神戸大学の発達科学部は86.8%でこれまた阪大の人間科学部85.7%、京大総合人間科学部77.0%より高い。阪大にない農学部は
91.3%で看板学部の経済88.1%、経営90.3%、法学81.5%以上だからお荷物感はない。ちなみに京大農学部は81.1%だ。理系は大
学院の数値がより重要なのはわかるが個々の数値は見当たらない。理系大学院の就職率は京大93.5%、阪大95.7%、神戸は94.3%
とほぼ伯仲している。大学は入口の偏差値よりも出口の就職率、いいかえれば入学してからどれだけ伸ばしてくれる大学なのかが
重視されなければならない。