07/12/06 04:48:36 hPHps7fv
日本の近隣国家、「特定アジア」諸国には船で行ったが、
北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国とベトナムには船とさらに鉄道で向かった。
北朝鮮に行ったのは、今から12年前のこと。
中国へは神戸港から天津へフェリーで向かい鉄道で北京へ行った。
2階建ての客車が走り始めた時期だった
中国の外交部は現在のように機能性あふれる斬新なビルではなく旧ソ連風の横に長い建物で
門から入ると担当部署まで到着するのに20分以上も建物と構内を歩かされた。
人民大会堂にも劣らない重厚な建物だった。今は外交官養成の大学院のようだ。
ここで手続きをしてから、北朝鮮の大使館に向かうが、近くの建物なのにやたらと遠かった。
北京から北朝鮮の首都のピョンヤンまでは機関車牽引の列車で向かった。
国境では機関車の付け替えとパスポートの検査があったが非常に厳しかった。
北朝鮮国内はピョンヤン観光だけで終わったが泊まったホテルは駅前の高麗ホテルで
広島の全日空ホテルとそっくりの建物だった。
ここは中国人の観光客も多く、カジノもあった。夜遅くまで中国人の歓声が響いていた。
北朝鮮に行くときは中国に滞在しないといけないが
中国では北京に合計で4日ほど滞在。
泊まったホテルは北朝鮮に行く前と北朝鮮から戻ったときは同じホテルで「中国大飯店」に宿泊。
現代的な大規模なホテルだ。国際会議も行われ、日本語も通じる豪華なホテルに泊まった。
北朝鮮に行くときは豪華なホテルだと感じたが、
北朝鮮から戻ったときは職員やスタッフが日本語の通じる人が多く、日本に帰国した気分だった。
北京滞在中の観光は北朝鮮から帰った後にじっくりと観光。
天安門広場、故宮博物館、人民大会堂、歴史博物館、地下鉄乗車は体験してきた。
残念ながら万里の長城には行かなかった。
北京観光を終えて再び列車で上海へ、結構列車は飛ばしており、高級寝台特急で14時間ほど。
市内にフェリーターミナルがあり、上海から大阪南港へ国際フェリーで帰国。
約9日間の近隣国家への旅が終わった。
ベトナムへは今年の9月に行った。ビザは15日以内はいらないがハノイに行っただけ。
これも神戸から天津・北京経由で行った。15日以内のビザなので慌ただしかった。
北京からハノイまでの国際列車だが直通ではない。国境で乗り換える。
深夜の2時に国境に到着。荷物を持ってハノイ行きの列車に乗り換えるが
これが恐ろしい。快速ムーンライトながらの大垣到着のラッシュのようだった。
これを経験しながらも何とか座れて、朝の9時にハノイ到着。
ハノイでは政府庁舎の見学をした程度。見所はやっぱり、ホーチミンだが日程上、いけなかった。
着いたその日の夜には中国行きの列車に乗って国境へ
国境から何とか無事に北京に到着。北京から汚い、臭い2階建て列車で天津へ。
天津から神戸へそのまま帰国で・・・見所が無かった。