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ふぐの肝を食べた - 田舎で医者をやるには訳がある
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2012/03/25(日) 17:53:41
ふぐの卵巣だったか肝臓だったか、テトロドトキシンという猛毒が含まれている。
これは神経を中心にして効果を発揮する。
だから体が動かなくなって死んでしまうのだなどといわれている。
そしてふぐに中ったら首だけ出るようにして土に埋めておけだの、
雑巾をくわえさせろだの、頭にわらじを乗せろだの妙な民間療法がささやかれている。
大便を食わせろというのもあるが、これは引き続いて嘔吐することで
フグを吐かせるという効果を期待してのことで、効果があるのかもしれない。
昔大分での学会に出席した時のこと。大分はふぐで有名で、何件ものふぐ料理屋が並んでいた。
そのうちの一軒に友人たちと一緒に入った。全員麻酔科医だ。怖いもの見たさで、肝を頼んでみた。
そのとき、一番後輩が犠牲的精神を発揮して?その危険な料理を食べず、救命係になった。
残り全員が中ったら、そのうちのせいぜい一人しか救命できないだろうと思うのだが、
そんな細かいことは言いっこなし、というノリで肝をたべた。