13/10/23 22:15:19.84 rOZ1gvAl
メーカー向き
幌枠で混結するものは同一メーカーに統一している。
私がメーカー名を書くと他のメーカーが困ると思うので止める。
だが大手ではない。部品メーカーのものだ。部品メーカー同士の競り合いになっている。
部品メーカーは水準が高いのが通例で、その競争となると私でも選択に悩んだ程だ。
萩原社長のおおらかな姿勢が水準の高い部品の競争に繋がり、モデラーに恩恵をもたらした。
通例、後から発売された良い部品は分売がなされない。
だが萩原社長は分売をする。メーカーが信頼を得るには、こういう姿勢こそが大切である。
たかが小改良如きで、改良した部品を分売しない。殆どのメーカーの方針がそうである。
メーカーの言い分は、苦労して作った良い部品をモデラーなどに使われてはかなわない。
だが、モデラーは既に少数だ。キットの販売に支障すらきたす状態だ。
モデラーから信頼されるメーカーになるほうが、結果的には宣伝効果を含めて利益に繋がるのだ。
モデラーも部品を購入し、モデラーがメーカーを信頼し、推薦すれば一般ユーザーは信用する。
商売の基本が何たるかが分かっていないのだ。
商いには、損して得取れという諺がある。
目先の利益ばかり求めるよりも、一時的に損をしても長い目で見ると利益に繋がる。
毎月模型誌に掲載するだけが宣伝活動と勘違いしてはいないだろうか。
会社の経営で一番大切なことは高い利潤を上げることではない。
最も大事な事は、経営を存続させることだ。
鉄道模型はマーケットが小さい。カバーするには、一人の顧客と長く付き合っていくことが必要となる。
そのためには、顧客からの信頼なくして成立しえない。