12/10/13 19:24:16.98 y09BuafI
KATOが鉄道模型に参入するに当って、「13mm」や「HOn3-1/2」が選択肢に
入っていたかと言えば、それはどうだろうか?
Nでの参入を決めたのは、おそらく、日本の住宅事情から見て
スペース的に有利なNならば新規需要ばかりでなく、16番からの転移も
見込めるし、海外型製品の輸出へも手を拡げることが可能だったから
だろう。
16番日本型は、当時まだ16番ゲージャーの間でプラ・アレルギーが
強かったし、メーカーも市場規模の割にはやや乱立気味だったこともあり、
敢えて避けたのだろう。
一方13mmは、マスプロを得意とするプラ製品には全く不向きだし、
日本型HOn3-1/2に至ってはまだ存在すらしていなかった。
加えて、これらは極東ローカルのナローゲージモデルだから、
そのままでは勿論だが、走行部分でのHOとの共通性が思いの外希薄で、
パーツを活用しての製品輸出にも繋がりづらかった筈だ。