12/07/07 16:27:48.69 8Bt/I3NS0
香川の動きを見ていると、無駄がない。パスをもらうために効率よく動いている。パスを出して、DFのブロックの間に入り、
常にパスコースを作ろうとしている。
ボールを持っている味方から見て、自分が相手DFの陰に隠れたらすぐに動く。パスコースを切られたらすぐ動いて、またパスを
受ける。無理なランニングがまったくない。パスを受けて次に自分がパスを出した後は、当然前を向く。そして、首を振って、
周囲の状況を把握しながら守備ブロックの間に入っていく。当然そこまでマークにつかれたときや、パスを受けようとしてコース
を切られたときは、何回も動きなおす。
反対に動かないことでパスコースを作ることもできる。動きすぎてしまって相手DFの陰に隠れてしまうこともあるからだ。
また、香川はスピードやフィジカルで無理やりこじあけることはほとんどしない。ゴール付近は選手が密集する狭いエリアだから、
俊敏で小回りがきくことをうまく武器にしているといえる。そうでなければ、ブンデスやプレミアのような大柄な選手が多い欧州
リーグではやっていけないだろう。
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