12/02/27 22:54:37.78 NVjWcXJa0
カルチョ・スキャンダル概要
ユヴェントスのルチアーノ・モッジ元 GM やアントニオ・ジラウド元 CEO らが主犯格とされ、
組織的に審判(主審、副審)を買収、脅迫し、自チームに有利な判定を行うよう指示していた。
また、イタリアサッカー協会 (FIGC) の元会長であるフランコ・カッラーロや
審判協会 (AIA) の元会長であるトゥッリオ・ラネーゼもこれに協力していたとされており、
イタリアサッカー界の腐敗体質が世に知れ渡ることとなった。
ユヴェントスの他にも ACミラン、フィオレンティーナ、ラツィオ、レッジーナが関与していた。
検察側の求刑内容
クラブチーム
ユヴェントス:セリエA からセリエB への降格、2006 - 07 シーズンを勝ち点マイナス 9 からスタート、2004 - 05/2005 - 06 のスクデット剥奪
フィオレンティーナ:2006 - 07 シーズンを勝ち点マイナス 15 からスタート
レッジーナ:フィオレンティーナと同じ
ACミラン:2006 - 07 シーズンを勝ち点マイナス 8 からスタート
ラツィオ:2006 - 07 シーズンを勝ち点マイナス 3 からスタート
クラブ関係者
ルチアーノ・モッジ(元ユヴェントス GM):5 年間の活動禁止、罰金 5,000 ユーロ
アントニオ・ジラウド(元ユヴェントス CEO):5 年間の活動禁止、罰金 5,000 ユーロ
アドリアーノ・ガッリアーニ(ミラン副会長):2 年間の活動禁止
レオナルド・メアーニ(元ミラン審判係):5 年間の活動禁止、罰金 5,000 ユーロ
ディエゴ・デッラ・ヴァッレ(フィオレンティーナ名誉会長):5 年間の活動禁止、罰金 5,000 ユーロ
アンドレア・デッラ・ヴァッレ(フィオレンティーナ会長):5 年間の活動禁止、罰金 5,000 ユーロ
サンドロ・メンクッチ(フィオレンティーナ代表取締役):5 年間の活動禁止、罰金 5,000 ユーロ
クラウディオ・ロティート(ラツィオ会長):5 年間の活動禁止、罰金 5,000 ユーロ
417:名無しに人種はない@実況はサッカーch
12/02/27 22:56:06.11 NVjWcXJa0
1980年のスキャンダルを思い出してみましょう。
その年にも、イタリアのサッカー界を震撼させる不正行為が摘発されました。
八百長ゲームを仕組んだということで、有名な選手の何人かと、なんと当時のACミラン会長までが、イタリアの警察に逮捕されたのです。
つかまった人物たちは、ゲームの勝敗をあらかじめ秘密裏にを決めておいて、それに賭けるように合意していました。
もっとも注目された関係者のひとり、パオロ・ロッシは、ペルージャとナショナル・チーム(アズーリ)のセンター・フォワード選手でした。
逮捕されたACミランの会長は有罪でした。そしてその時のスポーツ裁判では、ACミランとラツィオがセリエBに降格され、選手数人も5年間の資格剥奪に処せられました。
件のパオロ・ロッシですが、資格剥奪のたった2年後にもう復帰を許され、このことは大いに世間を騒がせました。
彼を復帰させたフェデレーションの意図はみえみえでした。
事件の2年後、つまり1982年にはW杯スペイン大会がありましたからね。
当時のアズーリがW杯で大活躍し勝利を納められたのは、まさにパオロ・ロッシのゴールのおかげでした。
彼を復帰させる以外は考えられなかったのです。
さて、イタリアには、みなさんもご存じでしょうが、サッカーくじ、トト・カルチョがあります。
ですからサッカーの試合の結果に一般人が賭けることは、イタリアでは全く合法なのですが、
選手たちが試合の結果に賭けることは、もちろん禁止されてます。
そして、あれから24年後、またもや八百長の悪夢が戻って来てしまいました。
悪夢としか言いようがありません。
418:名無しに人種はない@実況はサッカーch
12/02/27 22:57:00.65 NVjWcXJa0
低迷期
1979-80シーズンのホームでのラツィオ戦が八百長の疑いで調査が行われ、セリエBへ降格処分となった。
当時クラブ会長であったフェリーチェ・コロンボは永久追放となった。
この処分により1980-81シーズンはセリエBでのシーズンとなったが、優勝して1年でセリエAに復帰した。
しかし、セリエAに復帰した翌1981-82シーズンはわずか7勝という成績で再びセリエBへ降格となった。
再びセリエBでプレーすることとなったが、1982-83シーズンは優勝してまたも1年でセリエAに復帰した。
419:名無しに人種はない@実況はサッカーch
12/02/27 22:57:26.63 NVjWcXJa0
2005-06シーズンは4季ぶりの無冠に終わったばかりか、シーズン終了後に発覚したカルチョ・スキャンダルによって、
「2005-06シーズンのリーグ戦での勝ち点-44」、「2006-07シーズンのセリエAを勝ち点-15からの開始」という処分が
イタリアサッカー協会のスポーツ裁判所によって下された。
控訴審では処分が軽減され、最終的に2005-06シーズンの勝ち点は58となり、
3位扱いとしてUEFAチャンピオンズリーグ出場が決まったほか、2006-07シーズンのセリエAは勝ち点-8からの開始となった。
420:名無しに人種はない@実況はサッカーch
12/02/27 22:58:08.76 NVjWcXJa0
イタリア・サッカー協会の規律委員会は14日、同国1部リーグ(セリエA)での
不正疑惑に関し、4クラブに対する処分を発表、昨季リーグで2連覇を果たした
ユベントスを2部(セリエB)に降格し、2004-05年と昨季の2度の優勝を
はく奪する処分を決めた。ラツィオ、フィオレンティナも2部へ降格される。
ACミランは降格を免れたが、欧州チャンピオンズリーグへの出場権を失った。
4チームは勝ち点を減点された状態から来季をスタートする。
同協会の調査スタッフが請求した求刑に当たる処分内容は、ユベントスが3部
(セリエC1)降格と2度の優勝はく奪、他の3クラブは2部降格だったが、
一部で軽減された決定となった。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
■1年で1部復帰は非現実的=ユベントス
イタリア・サッカー協会のスポーツ裁判の審理では、3部降格を「求刑」された
ユベントス。2部降格処分は、刑を軽減されたとの見方もできるが、来季は勝ち点
マイナス30からのスタート。1シーズンでの1部復帰は現実的には可能性は低く、
主力の大量流出が避けられない状況になれば、3部降格の危険が生じる可能性さえある。
一方、同じくイタリアを代表する強豪ACミランは、欧州チャンピオンズリーグ
出場権を失ったが、1部にはとどまった。地元では、前イタリア首相のベルルスコーニ会長の
政治力が働いたとのうわさだ。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
421:名無しに人種はない@実況はサッカーch
12/02/27 22:59:34.89 anIKlNSU0
ボモーもう一年いてくれ