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サッカー選手のギャンブル好きは、今に始まったことではない。
1980年には、セリエAの一流選手が八百長で一儲けした。ミラン、ラツィオなどセリエA・6クラブの主力選手13人が検挙され、国民に衝撃を与えた。
また、2000年のコッパ・イタリア、アタランタ-ピストイエーゼ戦でも、アタランタの現役選手による八百長が発覚。
その後、「プロリーグに登録する選手は同リーグ絡みの賭け事を禁ずる」としたスポーツ法が公布された。
ドーピングの服用と同様、賭け事も刑法により懲役が科せられることになった。
しかし、「禁じ手」を抑制できないギャンブル好きの本能が、またもや選手をサッカーくじへと向かわせたのだった。
度重なるセリエAの不祥事。プロサッカー選手の悪癖に、ファンはもちろんのこと、国民全体も不安を募らせている。