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Ｗ杯最終予選進出目前のカタール代表、ラザロニ監督を解任
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ISM 12月21日(水)17時45分配信
QFA（カタールサッカー協会）は現地時間20日、カタール代表のセバスティアン・ラザロニ監督（61）の解任を発
表した。同監督は、今年８月に就任したばかり。同国代表は、2014年Ｗ杯アジア３次予選突破が目前に迫って
いた。ロイター通信が報じている。
QFAは、「なさけないパフォーマンスが続いたため」と、解任の理由を説明する短い声明を発表し、カタールで
開催された「アラブ・ゲームズ（アラブ諸国による競技大会）」でのグループステージからの敗退を、解任理由と
して強調した。
カタールはＷ杯アジア３次予選では、グループＥで無敗の２位につけており、２ポイント差で首位に立つイラン
との一戦を２月に控えている。イランとの一戦では、引き分けでも最終予選進出が確定。たとえ敗れても、３ポイ
ント差を付けている３位バーレーンが勝利した上で得失点差でカタールを上回らなければ３次予選突破となる。
ラザロニ氏は８月に同職に就いたばかり。その前任のセルビア人監督ミロヴァン・ライェヴァッチ氏も、２次予
選でベトナムを４対２で破ったものの、「手法が異常だ」との理由で半年たらずで解任されたばかりだった。
QFAは、カタールのサッカーをよく知る後任監督がまもなく決定されると発表している。2022年Ｗ杯の開催国に
内定している同国だが、過去にＷ杯本大会に進んだことはない。