09/07/29 00:28:41
箸使いのタブー
箸(はし)使いのタブー《嫌い箸》
料理の具に箸(はし)を突き刺す「刺し箸」や、具をかき混ぜる「探り箸」は、見苦しい箸使いとして戒められています。
見た目が悪いだけでなく、箸先を汚さないための心遣いなのです。
このほか、和食の箸使いにはやってはいけないタブーがいくつかあり、「嫌い箸」と呼ばれています。
迷い箸・どれを食べようかと迷って箸先をあちこちに動かす。
移り箸・一度箸を付けた料理を食べずに、他の料理へ箸を移す。(箸を付けた物は食べること!)
寄せ箸・器を箸で引っかけて引き寄せる。(器は両手で取り上げること!)
にきり箸・箸を握ったまま片手で器などを持ってはいけない。箸はいったん置いて両手で器を取るのが正式。
重ね箸・同じ料理ばかり何度も続けて食べること。
ねぶり箸・箸先を口の中に入れてなめること。
模箸(もぎ箸)・箸についたごはん粒などを口でもぎとること。
渡し箸・箸を器の上に渡して置くこと。
涙箸・汁をたらしながら料理を運ぶこと。
移し箸(拾い箸)・箸から箸へ食べ物を渡すこと。
指し箸・箸で人を指すこと。
押し込み箸・箸で茶碗の中のごはんを押し付け、固めるようにして食べること。
「嫌い箸」と同じような無作法な箸の扱い方に、割り箸のささくれを箸先をこすり合わせて取ろうとすることや、食べ終えた割り箸を折ったり、折った割り箸をつまようじ代わりにすることがありますが、絶対に慎みましょう。
URLリンク(www.e-culture.co.jp)