12/02/13 15:43:50.53 Yc1G6Yhn
牛バラ肉を強火で焼く際に横溢する香ばしくて馥郁とした香りに、
空腹の私は眩暈すら覚えた。
丹精込めて焼かれた牛バラ肉を口に含むや、
モノクロだった街の映像は瞬時に極彩色の彩られ、
まるで異次元にワープしたかと錯覚するほどの衝撃だ。
キレがあり、かつ味わい深い醤油の熟成された風味と、
柔らかくてほんのりと優しいみりんの甘さが織りなす極上のタレが
牛バラ肉に絡められた瞬間、世にも不思議な「奇跡」が誘発する。
このかつて経験したことのないケミストリーを一度知ってしまうと、
まるで宇宙の神秘すら感じさせる壮大無限に奥深い
焼き牛丼の魅力に心を奪われ、いつまでもいつまでも、
永遠にこの至福の時が続いて欲しいと願うのである。