12/01/29 20:34:21.10
＞では次に、人工的に起こす地震について考えてみましょう。
＞地下の構造を調べるために人工的に震動を起こす、「地震探査」という方法があります。
＞たとえばダイナマイトなどを使って地表で震動を起こし、はね返り方の違いから、
＞その地盤が固いか軟らかいかなどの構造を推定します。
＞ダイナマイトによるこの方法で調べられる深さは、せいぜい数メートル～数百メートル。
＞これはエネルギーでいうと M0.7程度になります。
＞Mが1違うとエネルギーは約32倍でしたね。
＞たとえばダイナマイトで起こすM0.7の人工地震とM8.7の巨大地震では、Mに8の違いがあります。
＞エネルギーの差を概算すると、32×32×32×･･･これを8回くり返してみてください。
＞……いったい何回分の地震になるでしょう？
ちなみに32の８乗は1099511627776。
１兆995億1162万7776。
地震探査に使う爆薬の量がどの程度かは不明だけれど、このページの
URLﾘﾝｸ(ja.wikipedia.org)
＞1メガトンは1,000キロトン、つまり百万トン分のTNT爆薬が爆発したときに発するエネルギーに相当する
＞核出力を意味する。広島に投下された原爆の出力は15キロトン、長崎のそれは20キロトンであった。
という記述からすれば、このページで挙げられてる最大の水爆「ツァーリ・ボンバ」ですら50メガトン、
5000万トン分のTNT爆薬のエネルギーに相当するものでしかない。
そしてツァーリ・ボンバは長さ8m、直径2mという大きさで、「ちきゅう」の機能で設置するのは完全に不可能なサイズ
（「ちきゅう」の掘削パイプは直径50センチ）。
仮に、地震探査の火薬量が１トンだったとしても（そんなに使うとは思えないが）、
マグニチュード９に近い規模の地震を起こすには、ツァーリ・ボンバですら
４ケタも足りない、ということ。
東日本大震災が核兵器による、というのはあり得ない話だよ。