【変態】黒崎・デイジー・祐【妄想】at DENPA
【変態】黒崎・デイジー・祐【妄想】 - 暇つぶし2ch150:名無しちゃん…電波届いた?
10/02/16 18:22:24
「観覧車に乗ろうな」が名台詞でもいい(つД`)

151:名無しちゃん…電波届いた?
10/03/07 23:22:28
まだこのスレあったんwww
最近読んでないけど相変わらず変態なんか

152:名無しちゃん…電波届いた?
10/04/09 11:10:45
変態行為?もしばらくは見られないのかなぁ

153:名無しちゃん…電波届いた?
10/05/14 00:57:54
照はまたアキラに責められる夢を見ている。
「分かってるでしょ、DAISYがお兄ちゃんを殺したって。あいつ自身が言ったんだ、『事実』なんだよ」
「もうDAISYは戻ってこないよ」
しかし、実はそれが奏一朗だと見破っていた照。兄の顔面を殴るものの、自分を心配して夢に出てきたことに感謝する。
「分かったよ、お兄ちゃんの伝えたいこと」と、先程「アキラ」が言った事を『事実』の一つだと受け入れるが、
「事実というものはそれを語る人の数だけある」「だからお前の心で選ぶんだ」と生前の奏一朗に言われたことを、
「あの時の言葉はこういう時のためのものだったのかな。私はちゃんと正しい答えを選べるかな」と問う。
「正しくなくてもお前のための答えであればいい。正しい答えなんか神様にもわからない」と奏一朗。

路上からアパートの一室を見上げながら電話している黒崎。
前もって会って話がしたい、とメールで連絡しているようだが、脅すような言葉に相手は怯えている。
「今夜指定の店で待ってるから」と電話を切った所へ、幼稚園児を連れた女性がアパートから出てくる。
歌を歌いながら歩いて行く二人を見つめ、黒崎は自分の子供の頃を思い出す。
お母さんのが移った、とよく鼻歌を歌っていた父。黒崎もそれを思い出して口ずさむ。

ぐっすり寝て、すっかり元気そうな様子の照を見て喜ぶ理子。
Jack'o Frostについての話が今夜でいいか、本当に自分達が話していいのね、と尋ねる。
理事長に聞いた時も、「デリケートな話だから場を設けてゆっくり説明させてほしい」
「我々も全部を知っているわけではないが、それぞれ複雑な思いがあって、
努力しても憶測や脚色が混じってしまうかもしれない」と言われていた。
照は理子をまっすぐ見つめ、
「お願いします、教えて下さい。皆さんが語るJack'o Frostと黒崎の秘密を知りたいです」
と微笑む。

-本当はまだ少しだけ怖い、と思っている照。
-知ろうとしているのは 知らなければよかったと思う事実かも知れない
 正しい答えを選びたいとか 私の言葉であなたを救いたいとか そもそも傲慢なのかもしれない
 それでもあなたを知らないままではいられない
 私のためのわがままな答えでいいなら あなたが私に隠していた全てをください

154:2
10/05/14 01:02:19
その夜、集まったのは照・理子・清・マスター・理事長。
そして竹田が黒崎と会ったときのことを話しに来ていた。
「あいつが消えたのはJack'o Frostを一人で潰すためだ…ってのがあいつの中での建前なんだろ」
逃げたのは照を大事に思うあまりの過剰反応だろう、と竹田は話す。
「弁解一つも出来ないヘタレの暴走だよ」「ちょっと足を踏み外しかけてる。君の助けが必要かもな」
照にそれだけ言って竹田は帰ろうと立ち上がるが、それをマスターが引き止める。
「情報が入ったから黒崎の追跡にまわる」と言うマスターに、
理事長が「いいのか ジャックの件…」と聞く。
「おまえが話してくれ。上に文句を言われるギリはない」「何があっても俺が責任を取る」
そう言ってマスターは部屋を出て行くが、『上』という言葉や竹田も頭が上がらない様子を不思議に思う照。
実はマスターはとある総務省の機関とつながっている人間で、名目上は要注意人物であるハッカーの黒崎を
監視しつつ保護するという役目を負っている-理事長のその言葉に照は愕然とする。
「間違いなく味方だから大丈夫」
「役目以前にかつての仕事仲間だし、黒崎の身を案じる一人だ」と理事長は言うが、
Jack'o Frostとそれに絡む一連の事件が、少なからず国家の機密に影響する事件だった、
と聞かされ照は更に驚く。

朝に電話で話していた男・的場を脅し、の在処を聞き出そうとしている黒崎。
「もう売ってしまった、相手は言えない」的場は怯えながら答える。
「もう一回作って俺に売ってよ」と言うと、「自分が作ったんじゃない」と的場。
どこから持ち出した、という問いにしどろもどろに答える的場を見て、
的場が目的の人間ではなく、おとりになるように言われたのか、と黒崎は考える。
「必要ならいくらか出すからここだけの話にしてほしい」という的場に、
黒崎が朝見かけた妻子のことを持ち出すと、更に怯えて子供だけには手を出さないように懇願。
「だったらこんなことさせるような奴とは手を切れ。
あんたがこんなことで身を滅ぼしたらつらい思いするのはあの子だろ」
そう言って黒崎は立ち去る。

かつて『雷電』という名前の、国家の重要な情報に用いる独自の暗号が開発されていた、
と話し始める理事長。
国家の方針で開発された事も、使用されている事も公にはされていないその『雷電』は、
開発当時関係者の間では『Jack』という隠語で呼ばれていた。
当時の政治家がプロジェクトを発案し、総務省がそれ動かしたが、
『雷電』の暗号アルゴリズムを開発した企業が開発から運用までほとんどの実務を独占。
審査委員会のメンバーは政治家や企業から圧力をかけられほぼイエスマンばかりの中、
何人か反対する人間もいて、その一人、審査委員長の緑川教授は、
安全性の検証を充分に行うべきだ、と言う慎重派だった。

『緑川教授』という名前に聞き覚えのある照。
「緑川教授って人のおかげなんだ」「だから大丈夫 二人でがんばろう」と
兄が幼い自分を抱きしめながら言ったのを思い出す。

155:3
10/05/14 01:07:36
総務省の中にも慎重派の官僚がそれなりにいて、特に緑川教授の教え子だった有能な人物が、
折れかけている教授を必死に説得していた。
しかし、ある事件をきっかけに慎重派は沈黙する。
一人の官僚が『Jack』の機密情報を持ち出し、海外に売ろうとしていると連絡が入る。
連絡を入れたのは緑川教授。
容疑者は、追跡中に事故とも自殺ともつかない形で死亡した。
有能で、緑川教授とともに『Jack』の将来を正しく導こうとしていたのに、
密告者の汚名を着せられた官僚の名前は黒崎孝弘。
黒崎の父親だった。

路上で血を流し倒れている父親に、「おとうさん、どうしたの…?」と声をかける自分を思い返している黒崎。

事件の内容が信じられず、理事長を問い詰め「黒崎はもしかして…」と照。
「事件の数年後から、総務省をはじめ、Jackに関わる機関が次々とクラック攻撃されました」
「黒崎は父親の死の理由を探るためにDAISYというハッカーになったんです」
と話す理事長。

-そんな事件がなかったら 黒崎はずっと黒崎のままだった
 許されないと思うほどの罪だってきっと生まれなかった



つづく。

156:名無しちゃん…電波届いた?
10/05/14 01:11:48
アホや…orz

157:名無しちゃん…電波届いた?
10/05/14 07:17:48
黒崎…(涙)

コミックス派だから、助かる。
本誌読むと続きが気になって仕方ないので、まとめ読み派だが、
毎月気になって仕方ないw
ありがとう。

158:名無しちゃん…電波届いた?
10/06/17 13:53:10
早めの再会を願いつつ
保守

159:名無しちゃん…電波届いた?
10/06/17 23:23:32
以前、規制でバレのお礼言えなかったので、
ブラウザに残ってた文面、そのまま送信します。

-----
黒崎…(涙)

コミックス派だから、助かる。
本誌読むと続きが気になって仕方ないので、まとめ読み派だが、
毎月気になって仕方ないw
ありがとう。

160:名無しちゃん…電波届いた?
10/07/21 20:45:58
いちゃいちゃに期待w

161:名無しちゃん…電波届いた?
10/07/23 11:54:26
7、8月号のバレお願いしたいんだけど……
スレ違い?

162:名無しちゃん…電波届いた?
10/07/23 21:35:11
>>161
2~3日中でよければ。

163:名無しちゃん…電波届いた?
10/07/24 01:30:04
>>162
手間かけます
ありがとう

164:名無しちゃん…電波届いた?
10/07/26 15:53:21
遅くなってごめんなさい
以下ネタバレです

(7月号 その1)
Jack o' Frostを甦らせたというSEの男と話している黒崎。
男は余裕そうな態度だが、黒崎が個人で動いているのか、誰かの指示なのかを
気にしている様子。
データを渡すよう要求する黒崎の背後で、別の男が鋼材を振り上げている。

父親の死後預けられた施設で、父の悪い噂を理由に酷い扱いを受けた黒崎は、
そこを飛び出して、再び発見された時は国家を脅かすハッカーになっていた。
理事長からそこまでの話を聞いた照は、
「そんな過去から生まれた罪なら、黒崎一人が悪いんじゃない、
かといって無条件で許されるべきだとも思いません」
あの人を救う答えは きっともっと先にある─と、さらに話を聞く事を希望する。
そして、兄も大学時代に緑川教授と関わりがあったのではないか、と尋ねる。
緑川教授のゼミのにいた奏一朗は、優秀で有名だった、と竹田は話す。
しかも、同じく教授の教え子だった黒崎の父・孝弘とも親しかったという。
両親が亡くなり、照を養うために大学を中退することになった時も、二人が相談に
のっていたらしい。
しかし、重要な人物と近かった兄がJackの件に関わらなかったことを疑問に思う照。
竹田は慌ててごまかそうとするが、理子が止め、自分が話すから、と照を外に連れ出す。
残された清にも、理事長が
「関わらなかったのではなく、関わらないように企業が動いた」と話す。
その企業こそ、竹田の職場で、理事長や理子がかつて勤めていた「剣橋電機」だった。

当時推進派から、教授ら慎重派の切札ではないかと噂されていた奏一朗。
そんな中、奏一朗の家庭の事情を聞きつけた剣橋電機は、
Jackに一切関わらないこと、教授以外の慎重派の人間に接触しない事を条件に
厚待遇で雇うと、教授を介して打診する。
照を守るために条件を飲んだ奏一朗の決意を、教授も孝弘もとがめず、
奏一朗自身も後悔しなかった。
しかし、孝弘の死を知った時、葬式に出ることも許可されず、教授にも何も教えてもらえなかった。
「その時初めて自分の立場を呪ったそうよ」と理子は照に語る。





165:名無しちゃん…電波届いた?
10/07/26 15:55:16
(7月号 その2)
数年後、総務省は苦労の末にDAISYを捕まえるが、大人の事情で起訴もできず、
剣橋電機に入社させることになる。
国家を相手に、完璧な暗号ウイルスを使ってて容赦ない攻撃をしたという凶悪なハッカーが
来ると聞き、みんな恐れていたが、実際の黒崎を見て驚いたという。
「薄幸の美少年」風の見た目で、物静かで礼儀正しく、仕事もきちんとやり、しかも早い。
気になるのは表情が乏しい事ぐらいで、理子やチームのメンバーがチヤホヤする中、
奏一朗は一人「指示された事やるぐらい当たり前」「チヤホヤする必要ない」
と厳しく接する。
奏一朗が一番仲良くしたがるだろうと思っていた理子は、やたらと距離をおいた態度を
不思議に思う。
その日、黒崎と派遣社員(仮)として勤めているマスターが退社する時にすれ違った
社員が、黒崎の噂話を始める。
自分の事を言われているうちは無表情だった黒崎だが、話が父親のスパイ容疑に
及んだ途端、顔が強張る。
「よせ、いちいち反応するな」と黒崎の腕を摑んで抑えるマスター。
奏一朗は、理子と二人になると、黒崎の事を「優しくして ヤな奴から守ってやって」
と頼み、自分やマスターがいない時の事を心配している様子を見せる。

やがて、奏一朗の対応や態度が的確だったと分かる事件が起こる。
ちょっかいを出してきた社員に父親のことをスパイだと言われ、切れた黒崎は
その二人と殴り合いのケンカになった。
チームの歓迎ムードも一気に冷え、怖がって黒崎を遠巻きに見るメンバー。
理子も何とか優しくしようとするが、わざとらしくなってしまい、励まそうとしても
黒崎は「終わってる人間なんで」と投げやりに呟き、誰も寄せ付けない。
そんな中、一人いつも通りの態度を取っていた奏一朗は、黒崎に仕事を与える。
最低2週間はかかる仕事を一人で明日中にやれと言われ、さすがに黒崎も
「ムリですよ」と言い返す。見かねた理子もフォローしようとするが、
「俺はこのファザコン少年に話してるんだ」「できないのか?黒崎孝弘の息子さんには」
と言い出す奏一朗。黒崎がつかみかかってきても、奏一朗は更に孝弘の名前を
繰り返し、「仕事にオヤは関係ないでしょ」と理子達に非難される。
黒崎はデスクに戻り、
「なめんなよ できねーわけねーだろーが こんなもん一日ありゃ十分だ バーカ」
「あとで絶対謝れよ オヤ関係ねーんだよ バーカバーーカ」
と言いながらものすごい勢いでキーボードを叩き始める。
素の黒崎を見て理子は呆然とし、奏一朗は「ちょろい」と楽しそうに笑う。
しかしこれで黒崎はチームのメンバーに溶け込む。


166:名無しちゃん…電波届いた?
10/07/26 15:56:37
(7月号 その3)

深夜無事一人で仕事を終えた黒崎。それをチェックした奏一朗は、
「さすがだな やっぱり孝弘さんの息子さんだ」とほめる。
その言い方が、先程自分を煽った時とは違う事に気付く黒崎。
「あの人がスパイなんかするはずあるか」
「絶対に俺たちの方が正しいんだ」
「おまえはひとりぼっちでがんばったんだな」
奏一朗に言われて、涙を浮かべる黒崎。
そして奏一朗は、孝弘が素敵な人だと証明し、黒崎親子を侮辱した世の中に
復讐する方法を提案する。
「おまえが幸せになることだ たくさんの人に愛され必要とされ
この世に欠いてはならない人になることだ 大事なものを守れる人になることだ
俺がおまえをそういう男にしてやる 必ずしてやる」
ぼろぼろと泣き出す黒崎の頭をなでながら、奏一朗は続ける。
「守ってやる 死んでも守ってやる よかったら死んでからも守ってやるよ」
その話を部屋の外で聞きながら、涙をぬぐう理子。

8月号につづく。

167:名無しちゃん…電波届いた?
10/07/26 15:59:51
(8月号 その1)
引き続き、公園。
ハッカーとして捕まった後、黒崎自身は罪に問われなかったが、その代わりに
父親のスパイ容疑を認めるよう、監禁され、抵抗する気力を失うまで延々と「説得」された。
そんな黒崎が、奏一朗に出会ってやっと救われた─
理子の話を聞きながら、照は黒崎を想って涙を流す。

多少の怪我をしながらも、襲ってきた三人の男を片付けた黒崎は、残ったSEに
誰の依頼でやったのか、他に誰が使われているかを問いつめる。
ヤバい、言えない、と答え
「あんただってあいつらの事知っただけでどうなるか…」
と怯えているSEに、黒崎は
「どうにかなるとしても俺一人だからいいんだよ」
と返す。

「ここからの話が大事だから感情に流されず冷静に」と何とか泣きやんだ照は、
今までの話に出てこなかった理事長の事を尋ねる。
元は院卒の社員ばかりを集めた研究室に所属したエリートで、「Jack」の開発にも
関わっていたアンディだが、体を壊して休職した後、奏一朗のチームに転属してきた。
しかしまったくエリートらしくなく、チームにもすぐに溶け込む。
その頃には仲のいい兄弟のようになっていた黒崎と奏一朗。チーム全体も家族のようで
それでいて事業部で一番成績ががよく、他のチームからやっかまれていた、
と理子は懐かしそうに語る。

チームの飲み会で、酔ってメソメソ泣いている理子。
新年度から奏一朗が研究室に異動し、念願だった暗号開発に関われる事になっていた。
「彼氏の大出世じゃん」とチームの女性メンバーが理子を慰めるが、
その女性ももう一人のメンバーと結婚、独立して起業、
アンディは今期で退職し親族がやっていた学校の理事長に、マスターも喫茶店をやる、
と理子は次々と指摘し、「私とアンタしか残らないんだよ」と黒崎に訴える。
「俺も実は…」と黒崎も何か言いかけるが、胃が痛いと言いながら飲んでいた奏一朗が
「気持ち悪い」と騒ぎ出し、遮られる。
「これから人と会う予定なのに」とアンディが心配していると、そこへその相手である
緑川教授がやって来る。教授は黒崎にも笑顔で挨拶する。


168:名無しちゃん…電波届いた?
10/07/26 16:02:28
(8月号 その2)
店の外で奏一朗やアンディと談笑する教授を見ながら、黒崎の父親の件を考えると
あんまり信用したくない、とマスターにこぼす理子。
それを聞いていた黒崎は、教授はいい人だ、と言う。
「奏が言ってた あの人が根回ししてくれたから俺会社に入れたんだって
父さんの事は何か誤解したとかだろうって …俺もそう思う」
自分もひどいことしたからお互いさま、と言い、会社に戻る黒崎。
マスターも、教授がJack'o Frostでかなりの被害に遭いながらも、黒崎のために
色々と動いたらしい、と話す。
JACKを用いて作られたJack'o Frostは、従来のウィルスのように構成の穴や
復元のヒントが全くなく、修復するには元のJACKを解読するしか方法はなかった。
暗号化された情報が誰かの生命や人生にかかったものだったら大事になっていたが、
そんなウィルスを作った罪の重さを、黒崎も理解していて、
今では自分の頭の中だけに残っているJack'o Frostのことを
忘れたがっているだろう、とマスター。
「甘いのかもしれないけど、早く忘れさせてやりたい。
あいつが健全に前を向いて生きようとしてることが一番大事だ」
という言葉に理子も同意し、
「まかせときな!チームは私たち二人でもがんばってくから!」と張り切るが、
マスターから黒崎が大学に行くつもりだと教えられる。
理子が追いかけて理由を問うと、
「奏一朗の行く研究室についていきたと思って」と照れくさそうに答える黒崎。
大検を受けて今は結果待ちで、
「人の夢に乗っかって」と恥ずかしそうだが、前向きな黒崎を見て理子も嬉しくなる。

大事な話がある、と奏一朗とアンディを呼び出していた緑川教授は、
「近いうちに黒崎孝弘を死なせた事件の本当の話を公表しようと思う」と打ち明ける。
「いつか話してくださると思っていた」と奏一朗は驚かない。
危険を伴うから、とその場では詳しく話さず、教授はもう一つの用件である、
JACKの弱点が見つかりそうだ、という話をする。
社内で数少ない味方だったアンディにそれを伝え、JACKの研究に関われない奏一朗には
「保険だ」と封筒を預ける。
その意味を聞いた奏一朗は(←これについては描かれていません)、納得して引き受ける。


169:名無しちゃん…電波届いた?
10/07/26 18:12:41
(8月号 その3)
ある朝のオフィス。
マスターが「転職の件で省の人と会うから半休を取りたい」と電話してくる。
奏一朗も病院に行くために昼過ぎからの出勤になっていて、
大検の結果を報告しようとオフィスに駆け込んできた黒崎はがっかりする。
そこへ、秘書課の竹田と名乗る人物から内線電話がかかってきて、「人事の件で」と
呼び出され、黒崎は専務室へ向かう。
奏一朗の机に置いていった合格通知を確認して理子は喜んでいるが、
アンディは何かを気にしている様子。

出勤してきた奏一朗は、暗い表情で胃のあたりを押さえながら廊下を歩いている。
オフィスまでやって来ると、マスターが「携帯電話もつながらない、どこへ行った」と騒ぎ、
「何か知ってるのか」とアンディを問いつめている。
奏一朗に「朝この部屋を出てってから祐がいない」と理子が青ざめた顔で答え、
しかも奏一朗のパソコンのデータが、暗号に変換されて見えなくなっている事を伝える。
画面には「MY NAME IS “JACK'O FROST”」の文字。

緑川教授の部屋のパソコンも、同じ状態になっている。
デスクの側で教授が倒れ、黒崎がそれを見下ろしている。

9月号につづく。

170:バレしました。
10/07/26 18:49:19
連続投稿言われて、最後の一つが遅くなっちゃいました。
上手くまとめられなくて、長い上に分かりづらくてごめんね…orz

171:名無しちゃん…電波届いた?
10/07/27 11:17:24
>>179
こんなにたくさんありがとう!
とてもわかりやすかったですよ!
2か月分も無理頼んですいません…

照の対応が…大人びてるなあ
黒崎が大検とかリアル
そして8月号の終わり方すごく続きが気になるな…
秘書課の竹田はやっぱあの竹田かな…?

172:名無しちゃん…電波届いた?
10/08/13 19:12:34
あの竹田だったよ

173:な
10/08/18 12:46:12

9月号ネタバレどなたか是非お願いしますm(__)m

174:名無しちゃん…電波届いた?
10/08/18 17:20:37
簡易バレ?詳細(「ダラダラ」が近いかな)?

175:sage
10/08/18 22:17:12

詳細求めます!
ぜひお願いします!

176:1
10/08/19 19:20:08
JACK'O FROSTで暗号化された奏一朗と緑川教授のパソコン。
それは黒崎がやった事なのか、それが黒崎の「罪」なのかと問う照に、理子はこう返す。
「それがほんとに許されない罪なのか あなたの気持ちで判断して欲しいの
でもただ一つ間違いなく言えることは─」


奏一朗の携帯に、緑川教授の顧問弁護士から電話がかかり、
教授が救急車で運ばれたこと、救急車を呼んだ黒崎が行方不明になっていることを告げる。
そこへ竹田を連れた専務が入ってきて、奏一朗のパソコンを覗く。
「黒崎くんの仕業だろうね 間違いない」
「緑川教授のパソコンもやられて、教授自身も襲われた」
とわざとらしく言う専務を、
「急ぎの仕事がありますので」と笑顔で追い返す奏一朗。
竹田を呼び止め、「何があった」と聞くが、竹田は「知りません」と答え、「急ぎの仕事」を
早くするように言って出て行く。
奏一朗は3人を促し、黒崎の捜索に向かう。


(冒頭の理子のセリフの続き)
「ただ一つ間違いなく言える事は 奏一朗は黒崎を救うことに何の迷いもなかった
最初から最後まで─」


駅のホームで呆然と立ちつくしている黒崎は、専務室で一人の男と会ってからのことを
思い返している。
「命令ではなくお願いです」と言いながらも、男は過去のクラックの話をして
黒崎を少しずつ追いつめていき、罪の代償に、と再びJACK'O FROSTを作らせる。
「何に使うかは緑川教授が教えてくれる」と言われて教授の研究室に向かった黒崎が見たのは、
倒れた教授と側に落ちている注射器、そしてJACK'O FROSTで暗号化されたパソコンだった。

ホームに列車が入ってきて、ふらふらと線路の方へ足を進める黒崎。
そこへやって来た奏一朗が後ろから抱きかかえて、黒崎を止める。


177:2
10/08/19 19:21:55
教授は薬物を注射器でうたれて、一見自殺にも見える方法で殺されていた。
決して頭の鈍くない黒崎が、JACK'O FROSTで教授が攻撃される事に気付かなかったのは、
犯人が黒崎の「罪の意識」を利用して、思考力も危機感もマヒさせたからだ、と理子。
なぜ今ここで罪を償わなくてはならないのか、なぜその代償がJACK'O FROSTなのか、
そんな疑問を持つ事さえ罪深いと思わされた─
「そういう気持ちってわかる?」と訊かれ、照は以前、怪我をした森チハルに同じ事を (冒頭の理子のセリフの続き)
されたのを思い返しながら、「わかります」と答える。


黒崎を自分の家に連れて行き、何があったのか聞き出した奏一朗は、
「おまえは悪くないとは言わない でもキツかったな」と優しく言葉をかける。
そして、「一個勘違いしてる」と、教授はJACK'O FROSTのせいで死んだのでもなく、
自殺でもないと話す。
本人を殺し、PCのデータを攻撃する事で教授の持っている情報を完全に潰した犯人。
JACK'O FROSTを利用したのは、殺人罪まで黒崎に押しつけるつもりだったんだろう、
と奏一朗は推測する。
 (ここで、黒崎の後ろのふすまを開けて照が部屋を覗く。
  奏一朗が「仕事場の人だよ」と紹介して、お互いの顔を見ないまま挨拶する二人。)
教授から、自分が死ぬような事があったら見てくれ、と渡されていた封筒を取り出す奏一朗。
自分が狙われている事に気付いていて、ある程度覚悟をしていた教授は手紙を残していた。
黒崎宛の物には、父・孝弘の潔白と、それを明らかに出来なかったことに対する謝罪、
そして黒崎の幸せを祈る言葉が綴られていた。それを読んで泣き出す黒崎。
奏一朗とも話し、その翌朝、黒崎は警察に出頭する。

178:3
10/08/19 19:23:50
数日後、オフィスにいるのは理子と奏一朗の二人だけ。
教授と会った日の会話を専務に報告するように言われていていて、教授のJACK解読が
邪魔される事にうすうす気付いていたアンディは、責任を感じて落ち込み、欠勤していた。
JACKを開発した企業としては解読を阻止したいとは言え、殺人までやるとは思えない事、
黒崎と話した「人事部の永野」が実際は社内に存在しない事から、二人は外部に協力者が
いるのでは、と考える。
マスターから、ウィルス作成が罪に問われない代わりに、事件全体もまた闇に葬られるだろう
と報告されていて、黒崎もすぐに戻ってくると考えていた二人。
ところが、マスターと共にやって来た総務省の官僚から、ある政治家の圧力で、
黒崎に殺人容疑がかけられている事を聞かされる。
事件の主犯であるその政治家は、緑川教授の持っている情報の公開を恐れていて、
専務に協力させてウィルスを入手しPCを攻撃、更に教授を殺害。
その実行犯もJACK'O FROSTを作らせたのも、その政治家の私設秘書達だが、
そこまでわかっていながら逮捕できないのは、黒崎の父親を死なせた証拠が足りないからだ、と言う。
その証拠の入った教授のPCのハードディスクを差し出し
、「暗号を解読して下さい、解読できる可能性があるのはあなたしかいない」
と頭を下げる官僚。
成功すれば黒崎を無実で返す、と言う言葉に
「脅迫と同じだよね やらなきゃ祐がどうなっても知らないよってことでしょ」と奏一朗。
「俺の病気のことも知ってんだよね あんたの方がよっぽどひどいよ」
そう言われても、「承知してます おっしゃる通りです」とずっと頭を下げたままの官僚を見て
「ほんとに祐のことなんとかしてくれますね」
と確認し、奏一朗は笑顔 で応える。
その時点で余命半年のスキルス胃がんだった奏一朗は、残る人生のほとんど全てを解読に費やした。

その時治療に専念していれば、わずかながら助かる可能性はあったが、
その機会を捨てて奏一朗は黒崎を助けた。
何も知らなかった黒崎がやっと帰って来たとき、奏一朗はベッドの上。
そこで照の知っているDAISYが生まれた。
泣きながら話す理子。
「それから黒崎はあなたを照を守り続けたの。
それでも苦しみ続けている。DAISYの罪は許されないと思っているの」
それを聞いて涙を流しながら、微笑んでいる照。
─ねえお兄ちゃん 私にはわかったよ お兄ちゃんは間違ってない
私これから黒崎のこと助けに行くよ

次号は休載、11月号に続く

179:名無しちゃん…電波届いた?
10/08/19 19:25:33
ごめんなさい、「2」の6行目の文末()内は無視で!

180:名無しちゃん…電波届いた?
10/08/21 16:18:42
見ました!詳しくありがとうございました☆

181:名無しちゃん…電波届いた?
10/09/05 07:54:57
181

182:名無しちゃん…電波届いた?
10/09/29 23:21:56
あげ

183:名無しちゃん…電波届いた?
10/10/25 23:51:47
ネタバレしていただけないでしょうか。
お願いします。

184:バレ1
10/10/28 01:56:13
電車の中で眠ってしまい、照が笑顔で自分を迎えに来る夢を見た黒崎。
しかしそれを「ありえないしあってはいけないこと」だと思い、
「やらなくちゃいけないことがある」と、遊園地で森チハルに聞かされた話を思い返す。
「Jack'o Frostを復元させようとしている組織を探し出し、企みをつぶすことができたら
あんたの勝ち、そういうゲームよ
蹴るなら組織に情報を売る あんたがDAISYだってことも、あんたの弱点も」
と言ったチハル。
手段を選ばない残酷な組織が、言う事を聞かせるためにまず照を狙うだろう、
あんたのせいであの子がめちゃめちゃになってもいいのか、と脅され、
黒崎はその話に乗らざるを得なかった。
駅のトイレで顔を洗っていると、背後に人の気配が。
振り向きざまに殴りかかろうとするが、そこにいたのはマスターだった。

学校の屋上。遥とレナに、自分と清が聞いた事を話し、
「話を聞けてよかった お兄ちゃんが何を願っていたのか、
黒崎がなんで自分を許せないのか 今だからわかる気がする」
と照。黒崎に会って自分の気持ちを伝えるために、
「手段は選ばないよ 黒崎を連れ戻せるならなんだってする」
と、とっておきの秘策「プランDG」について話そうとするが、
「理子さんもアンディも渋い顔してたし、
マスターが捜してくれてるから黙ってろって話になったよね?」
と清に止められる。
校舎内に戻り、理子の所に向かう照をじっと見つめるレナ。
それに気付いた清が「照なら大丈夫だよ」と言うが、レナは
「あの子のことだから止めると余計無茶なことする気がして」と心配している。
照がカウンセリングルームに着くと、
「マスターから着信があったからアンディに確認してくる」
と理子は部屋を出て行く。
残った照は理子に謝りながらデスクの引き出しを開けて、理子・奏一朗・
黒崎の映った写真を取り出す。
照に黒崎の過去について話した後、理子は自分だけは知っていた、と懺悔した。
奏一朗が暗号解読を依頼された時に理子も同席していて、病気のこともその時に
聞いていたが、奏一朗を止めることも、黒崎を助ける他の方法も思いつかなかった。
「黒崎は何も知らなかったけど、私は知ってて何もできなかった
奏一朗を死なせたのは黒崎じゃない、私なのよ」
と泣いて謝る理子を、照は抱きしめた。
「黒崎だけが苦しんでるんじゃないんだよ 一人で悲劇の主役ぶってどーすんの」
「お兄ちゃんもちゃんと見守っててね その責任があるでしょう?
みんながんばってくれてる 私もできることなんでもするから」
と写真に向かって呟く照。
そこへ、照の携帯に非通知で電話がかかる。出てみると、相手はアキラだった。
「こっそり会おーよ、そしたらDAISYが今どこで何してるかおしえたげる
このままじっとしてていーの?DAISYのためになんにもしないの?」
とアキラは言う。

185:バレ2
10/10/28 02:08:40
黒崎は、チハルから聞いた話や、「剣橋電機」の「元研究者」数名が使われている
という情報から調べた事をマスターに話した。
二人はJACK'o Frostを欲しがる「組織」とは、3年前の緑川教授の事件に関わった
“あいつら”ではないかと考える。
マスターは危険を感じて黒崎に忠告するが、
「せめて奴らの隠れ場所を特定する 情報は遺すよ こんな形でしか俺の罪は償えない」
「照には黙っててくれ あいつには何の罪もない 関係ないんだ」
と黒崎の決意は変わらない。マスターはそれを
「『照ちゃん人質に脅されてるからがんばります 死ぬかもだけどがんばります
照ちゃん大好き』ってことだろ」
と要約し、
「引きずって連れ戻すのは簡単だけど、こんなところでくたばって
あの子を泣かせることが罪滅ぼしだと本気で思うなら好きにすりゃいい」
そして、理子とアンディから話を聞いた照が、黒崎を助けようと必死になってる、
なんとか連れ戻す手段を探してる、と告げる。
「ちゃんと思い出せよ 理子も安藤もこの俺も 罪に苦しんでるおまえを責めたりしたか?
確かに奏一朗は『苦しめ』と言った 『罪を忘れるな』と言った
だけど一度も『許さない』なんて言ってはいない」
「おまえを許せないのはおまえだけだ 一生許さなくていい
そういうおまえを多くの人間がとっくに愛してる」
その言葉のあと照れる二人。
「こんな説得で気持ちが変わるとは思ってない 勝手にくたばれ 骨は拾ってやる」
とマスターは立ち去ろうとするが、理子から目を離した隙に照がいなくなった、
と電話がかかる。
「おまえがらみだろうが、最悪のケースも考えて捜索する
おまえはおまえが一番やりたいと思う仕事をすればいい」
と、マスターはやって来た電車に乗って行ってしまう。
動揺する黒崎に、照からDAISY宛ののメールが届く。
『アキラに会ってきます あなたが今どこで何をしてるのか教えてくれるというからです
だまされてるかもしれないし止められるかもしれないから みんなには内緒で
行ってきます』
『あぶないかもしれないけど どうしてもDAISYに会いたいのです
あなたを見つけるためならどんなこともするんです これは本当です』
と、行き先が書かれている。それを読んで駅を飛び出す黒崎。
心の中で色々と悪態をつきながらも、結局浮かんでくるのは照の笑顔。
『なんで俺今 こんなに全身でおまえのことしか考えられないんだ』


186:バレ3
10/10/28 02:12:42
レナは照の言いかけた「プランDG」が気になって清に尋ねる。
「名前がみっともない、作戦内容も品がないし失礼だしほめられたもんじゃない
でもそこそこ安全で確実な方法ではある」と清。
その時、清にも「照がアキラに会うため行方不明になった、対応よろしく」
とメールが入る。
「うわー、もう動いたのか 早かったな」と呑気に呟く清を怒鳴りつけるレナ。
清は「説明不足だった」と謝り、
「プランDGはひどい作戦だけど、これしか方法がなくて実行するまで内緒だったんだ
それが今解禁になった そーいうこと」

会おうよ、と言ったアキラに対して、「あんたに会う必要は全くない」
ときっぱり返した照。
「DAISYは手段を選ばず取り返す 二度と利用するな 我々は利用させてもらう
おまえ今度シメて泣かす 以上」
と言い切ったところへ、「マスターが仕掛けたわよ!」と理子が帰ってきて、照も動いた。

「つまりこれがプランDGなんだよね」と説明され、唖然とするレナ。
「プランDG」の正式名称は「プラン だまして ごめんなさい」。
もちろんマスターも仕掛け人。
「ひどいだろ?でも確実な方法だよ 
黒崎さんは照を守るためなら いつだってどこへでも行く人だから」

清のその言葉通り、照の指定した海にたどり着いた黒崎。
防波堤の上に置かれていた照のネックレスを取り上げていると、後ろで足音がして、
振り向くと照が笑顔で立っている。 
「黒崎 やっと見つけた 来てくれてありがとう」
-あなたを見つけるためならどんなこともするんです これは本当です
 どうしてもあなたに伝えたいことがあるんです

12月号に続く。

187:名無しちゃん…電波届いた?
10/10/28 02:18:25
長いしバランス悪くて見づらくて申し訳ない……
もうちょっと簡潔に出来るかと思ったんだけど、
今回はマスターがいいこと言ってたので……

188:名無しちゃん…電波届いた?
10/10/28 17:26:32
いやーん、バレありがとう!
簡単に引っかかる黒崎、萌ゆるw

189:名無しちゃん…電波届いた?
10/11/02 21:09:54
>>184-187
なんと丁寧なバレ…。
ありがたし!!

190:名無しちゃん…電波届いた?
10/11/10 18:08:08
分かりやすいバレ!ありがとうございます。もう12月号ゲットした人いるのかな?いたらバレお願いします!!今月楽しみ\(~o~)/

191:名無しちゃん…電波届いた?
10/12/04 14:30:52
テスト

192:名無しちゃん…電波届いた?
10/12/15 14:22:07
うおお。
どなたか、今月のバレを切にお願いしまする!
できれば、オマケもコミで!

193:名無しちゃん…電波届いた?
10/12/17 17:19:43
とりあえずオマケの方。文章では絵的な面白さが伝えられませんが…

勇者・黒崎が部屋に入ると、賢者?奏一朗が待ち構えていて、
魔法で照と竹田の身体が入れ替わってしまった、勇者の口づけで
どちらか一人目覚めさせることができる、と告げられる。
「さあ勇者よ、どっちとチュウする!!?」
と尋ねられ、
「愚問を すでに心は決まっております」
と黒崎は、たとえどんな姿になったとしても…愛してるよ 照―と、
竹田(中身は照)に顔を近づける。




「…ってところで目が覚めたんだけどね…」
と暗い顔で黒崎に話す竹田。
「おまえさあ…ちょっとは悩めよ」
と言う竹田に、
「勝手な夢見といて文句言うな」
と黒崎は言い返すが、でもそーするだろーな俺なら、と呟く。
さて今年のおっさん連中の運勢やいかに!?

という感じでした。
本編は後日…出来ると思います…多分

194:名無しちゃん…電波届いた?
10/12/17 20:22:36
バレありがとう!
なんか、夢の話をする二人のビミョーな表情が想像出来てワロタw

195:遅
10/12/28 12:23:45
今更ですが、バレほぼまとまりました。
まだご希望の方いらっしゃいましたら、投下します。
更に万が一ご希望の方がいらっしゃれば、先月分も出来るかと思います。

196:名無しちゃん…電波届いた?
10/12/28 19:44:23
>>195
わざわざありがとうございます!
是非ともお願いいたします!

197:12月号 1
10/12/29 14:05:11
嘘をついて呼び出したことを謝り、話を切り出そうとする照。
しかし黒崎は照に背を向けると、
「くだらない真似するな 俺はおまえに二度と会うつもりはなかった」
「おまえも俺のことに構うな くだらねー奴のことは忘れて好き勝手に生きろ」
と冷たく言うと、そのまま歩いていく。
プランDGを提案した時、黒崎がちゃんと話を聞くか理子に心配されていたが、
照はその先のことも考えていた。
自分の携帯を取り出すと、遊園地で最後にもらったメールを朗読し始める照。
思わず立ち止まって「何やってる」と顔を引きつらせる黒崎に、
「あなたのおっしゃるとおり好き勝手やってるんですが」
と、照はしれっと返し、『声に出して読みたいDAISYメール かゆくなる程激甘編』
の第3位だと言って、続きを読みながら歩いていく。
傍を歩いていた人にもじろじろ見られ、いたたまれなくなった黒崎は
「やめろぉオオオ」と叫びながら照を追いかける。
懇願するのに構わず、メールを読みながら砂浜を走って逃げる照に黒崎が追いつき、
二人はそのまま倒れ込む。
先に起き上がった黒崎は、「つかまえたぞ、性悪小ムスメが」と照から携帯を取り上げる。
その胸に飛び込む照。
「つかまえた、やっとやっと触れた もう絶対はなさい」
「いなくなって悲しかったよ ずっと会いたかったの、どうしてもどうしても会いたかったの」
気持ちをぶつけながら、照は黒崎の背中に回した手に力をこめる。
黒崎も砂だらけになった照の頭をなでながら、
「だからってやりかたってもんあんだろーが だましておびきだすとか心配させんじゃねーよ」
照はそれに対して、
「まず言いたい、ひでーことしたおまえが言うな」
と、ものすごい勢いで頭突きし、「だがごめんなさい!」と頭を下げる。
他のみんなも心配していることや、社会人が仕事放り出して、などと一通り説教し、
照は黒崎がJFを探すために姿を消したことを知っている、と告げる。
「だとしても、一人で抱え込んでほしくない。そんなの正しい方法じゃないって
わかってるはずだよね」
黒崎は黙っているが、照の言うことは間違っていない様子。
─助けを求める資格がないとか、戻ってくる資格がないとか、そんなふうに思わないで
 弱くてもいいんだよ そういうあなたに何度も助けられた
そして照は、ここで遊園地デートの続きをしよう、と言う。
「あのときするはずだった『だいじな話』をちゃんとしよう」
─だいじな話をしよう これからもあなたと私が一緒に歩いていくために
黒崎は、照が差し出した手を取った。


198:12月号 2
10/12/29 14:07:06
照は、理子やアンディから、兄が死ぬまでの一連の話を、かなり詳しく聞いたことを話す。
「俺が奏一朗を殺したんだ、俺が最低なことをしたせいで」
と自分を責める黒崎に、照が
「『殺した』っていうは違うでしょ。お兄ちゃんは自分の意志で助けたんだよ
それに死んだのは病気で……」
と言うのを遮って、黒崎は続ける。
「それでも、奏が俺を助けようとしなければ、おまえがギリギリまで何も知らされなくて
何もかも手遅れになってから死に別れることはなかった」
「俺は誰よりもおまえを傷つけた。本当なら顔を合わせる資格もなかった。
それなのに俺は…」
そこで口をつぐみ、『俺はあの子がほしい』とかつて理子に話した言葉を飲み込む。
遊園地デートの時に、自分がやったことを話し、けじめをつけるつもりだった、
しかしチハルやアキラのおかげで、自分の考えがいかに甘かったかを思い知った、と言う黒崎。
「俺の罪は一生消えることはない。こんな俺がどんな顔しておまえの傍にいていいのか
わかんねえんだ」
「正直今は『許す』って言われるのも『許さない』って言われるのも怖いんだ。
おまえの答えを聞くのが怖いんだ」
素直に気持ちを話す黒崎に、照は、
「大丈夫だよ 私はね、『許す』なんて言うつもりはなかったから」
と告げる。黒崎の表情は凍りつくが、照はこう続ける。
「自分のこと許せないんでしょ? いいよそれで。一生罪を抱えて苦しむんでしょ?
許すとか許さないとか、意味ないし言わない。
でもかわりに、私は黒崎にこれからも『ありがとう』っていっぱい言うよ」
思わぬ言葉に戸惑う黒崎に、照は以前新井を救出した後レナに『ありがとう』と言われ、
それまで抱えていた罪の気持ちが軽くなったことを話す。
「実はふしぎな言葉なんだよ。ちょっと自分が誇らしくなって、心が強くなるみたい」
だから、と、
「戻ってきてくれてありがとう、大切なこと話してくれてありがとう、
苦しくってボロボロになるくらいお兄ちゃんを想ってくれてありがとう、
あんなにいっぱい心痛めて考えて、私を大事にしてくれてありがとう、
励ましてくれたり叱ってくれたり、私の全部を守ってくれてありがとう」
─罪の重さに苦しみに負けないくらい あなたの心が強くなりますように
 私はそのための力になれますように
と願いをこめながら、『ありがとう』と繰り返す照。
さあどうかネ、と尋ねると、
「わからん、本当おまえの考えることはよくわからん」と背を向ける黒崎。
「笑っちまうわ、なんでおまえはそう…」と手で口元を押さえて、
「大事なこと言い忘れてたからこっち向いて」と言われても拒否。
しかし本当はこらえきれずに涙を流していて、照もそれに気がついている。
じゃあそのままでもいいから、と照は話し始める。
「私の大好きな優しいDAIDYになってくれて、本当にありがとう
ずっとあなたに会いたかった、これからもずっと一緒にいてほしいです」
「これからもずっと傍にいてくれますか? もしyesならぎゅってしてください」
黒崎は手を伸ばして、照を抱き寄せる。

─DAISYありがとう ずっとずっと守ってくれてありがとう
 やっとあなたをつかまえた

199:1月号 1
10/12/29 14:48:51
黒崎は戻ってきたものの、今までの経験から、『油断はしない、何があっても驚かない』
と考えている照。
『しかしこっち方向のびっくりは想定してませんでした』
照がいるのは、高級ホテルのダブルベッドの上、しかも湯上がりのバスローブ姿。
そこへ黒崎がバスルームから出てきて、卒倒しそうになっている照。

この日の朝、照は黒崎と一緒に、無事理子・マスター・アンディと合流した。
いつもの光景を笑顔で眺めながら、照はなぜかまだ不安を感じ、心から安心できずにいた。

マスターが総務省のコネで調達した高級ホテルの部屋に移り、話し合いを始める5人。
マスターは黒崎の顔を見て、
「多少は頭が冷えたと思っていいな?」と確認、黒崎もそれを認め、
「正直かなりムキになって、一人でケリつけることにこだわってた
それが罪の償いだと思ってたし、誰も巻き込みたくなかった」
と話し、それが却ってみんなに迷惑や心配をかけることになった、と反省する。
マスターはJFの復活について上にも報告し対応を求めると話し、一人で動いていた
黒崎がすでに足がついて狙われている可能性も考えて、それを徹底的に洗うまで
地元に戻らず隠れているように告げ、黒崎もそれを受け入れる。
そんなに時間はかからない、と言われるが、照は思わず、
「嫌です やっと会えたのに離れ離れになりたくない」と反対してしまう。
「そうじゃなくて…」とマスターが説明しようとしても、
「超ワガママなのはわかってます」と謝りながらも必死になって訴える照。
理子も驚きながらも宥めようとするが、アンディが「いい加減にしなさい」と遮り、
「幼稚な主張は辞めてください」「あなたは邪魔です、出て行きなさい」
などと厳しく言い、照が謝っても聞き入れずに、理子に別室へ連れて行くように言う。
二人が出て行ったあと、「誤解したまんまだぞ」と言うマスターに、
「ああでも言わないと、ヘトヘトなのに休まないから」とアンディ。
『誤解』という言葉を気にている黒崎を軽くあしらって、JFと“組織”について
引き続き話し合う。

200:1月号 2
10/12/29 14:56:00
別室。自分の言動を恥じて落ち込む照を、
「照ちゃんにしてはアレだったけど、昨日からほとんど寝てないし、大仕事を果たした後で
疲れが出て当然」と理子は慰める。
「ベッドで眠るかシャワー浴びる?」と聞かれるが、照は「たぶん眠れないです」
と話し始める。
ちゃんと黒崎をつかまえて気持ちを伝えて、確かに戻ってきたのに、まだちっとも
安心できてない。
傍にいることが現実じゃないみたいで、目を離したら消えちゃう気がする。
「大丈夫ですよね? 私がなんだかおかしいだけで、ちゃんと何もかも元どおりに
なりますよね?」
不安そうな照を、優しい目で見つめる理子。
「そんな気持ちになるのは仕方ないの。女の子だから当然なのよ」
「それから残念だけど、何もかもが元どおりになることはもうないのよ。
変わってないように見えてもいろんな事が前とは違う、それに気づいてもあわてないで
受け止めてね」
理子がそんなことを笑いながら言うのを、照は不思議に思いながら聞いている。

ホテルの外でマスターを見送った黒崎の元へ、アンディがやってくる。
一人だけ説教しなかったアンディに、
「見放されてもしょうがないとは思ってるけど…」と謝る黒崎。
アンディは、他の人の説教が効いただろうし、あなたの気持ちもよく分かるから、と話し、
「素直に戻ったことを恥じることはない」と言う。
「あなたを救ったのは、照ちゃんのあまりにも健全な想いです。
あの子の心があれ程しなやかで健やかなのは、そうあるようにとDAISYが全てをかけて
守ったからです」
「これからもそれはあなたの役目ですよね?」と言う問いに、黒崎も
「他の奴にゆずるつもりはない」と答え、
「潜伏したらしばらく会えなくなるし、帰ってしまう前に照の様子を見てくる」
とホテルへ入っていく。

201:1月号 3
10/12/29 15:02:49
黒崎が部屋まで行くと、ドアの前にいた理子が暗い表情で照の異変を告げる。
「入るなら覚悟して」と言われるが、黒崎はそれを押しのけて部屋へ飛び込む。
そこには入浴してすっきりした照が、バスローブ姿で立っていた。
黒崎は真っ赤な顔でドアまで戻るが、既に理子が「だから覚悟せよと言ったろうが」
とドアを押さえている。
理子は喚く黒崎に、今夜の潜伏先がこの部屋であること、敵に狙われる可能性のある
照も一緒に隠れさせることにしたこと、同室なのは経費削減のため、と説明したあと、
照がまだ不安がっていると小声で伝える。
「あんたが戻ってきたことを身体が実感してないのよ。安心させてあげて…言葉じゃダメよ」
黒崎が「それは神聖な男女の儀式…」と確認しようとすると、理子はドアの隙間から、
「なわけないでしょ、殺すわよ」と睨み、
「口先だけで片付けんなって話よ。あとこれお仕置きも兼ねてるから。苦行に耐えてね」
と差し入れに写経の本を渡して立ち去る。
照も最初は戸惑うが、説明されて納得。ソファーで寝るという黒崎を気遣い、
「私がソファーで寝る、二人ともベッドでもいい、ダブルベッドだからへーき」と照は言うが、
「そういうことを女の子が言うんじゃない、どーいう意味かわかんないわけじゃねえだろ?」
とたしなめられ、笑って流されると思ったのに、と赤面して俯く。
照がベットに入ると、黒崎は端に座り、
「心配するなよ、俺はここにいるから。二度と突然おまえの前から消えたりしない」
と話し始める。しかし、これじゃダメだ、と
「どうしたら安心させてやれるのかな…教えてくれ、おまえはどうして欲しい?」
と照の頬に触れながら尋ねる。
「このままがいい、眠るまで傍にいて。どーせすぐ眠っちゃうから」と照は答え、
「このお手を少々お借りしててよろしいでしょうか」と黒崎の手を両手でつかんで、
「こーやって触ってたら、黒崎が帰ってきたんだなあって実感してきた」
と安心して笑顔になっている。
「きっとね、今日は黒崎をひとり占めしたかったんだ… もっと触りたいな…声も……
それからね、私…ほんとは黒崎のこと………もっとね…」
そこで寝落ちする照。
「もっと俺のことどーしたいんだよ、すげー気になるわ!」
真っ赤になって動悸も激しくなっている黒崎が大声でつっこんでも、照は既に爆睡。
手もがっちり握ったままなので、結局添い寝コースになってしまう。
そんな照を見つめて、
「つーか何言ってんだ、ひとり占めしたいとか… 俺の何もかもがとっくにおまえのもんだよ」
と呟きながら、手の甲にキスする黒崎。

─やっぱちょっとだけ 今までとはちがうのかも
 今までよりもほんの少し あなたの体温が近い気がする

202:名無しちゃん…電波届いた?
10/12/29 15:18:38
先月分も投下しちゃいました。
「声に出して読みたいDAISYメール かゆくなる程激甘編」については、
あえて省きました!コミクスをお楽しみにw

それから1月号、照は黒崎の右手をつかみっぱなしですが、
「唯一自由な左手で黒崎は写経をしたのか、それとも…?」
というのが最後のアオリでした。

203:名無しちゃん…電波届いた?
11/01/04 05:38:53
遅くなってゴメン、詳細なバレありがとう!

204:名無しちゃん…電波届いた?
11/01/15 02:33:37
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

205:清子
11/01/18 05:07:14
どなたか2月号のバレをお願いします!!!
二人はまた離れ離れになってしまったんでしょうか?(>_<)

206:名無しちゃん…電波届いた?
11/02/17 19:23:28
さてここどうする

207:名無しちゃん…電波届いた?
11/02/20 14:36:22.48
求ム

208:名無しちゃん…電波届いた?
11/02/26 10:56:10.08
誰かいらっしゃらないか

209:名無しちゃん…電波届いた?
11/02/26 14:14:57.53
ノシ
3月号のバレはバレスレでやってくれてるよ

210:名無しちゃん…電波届いた?
11/02/27 18:29:21.88
萌えに移行するネタはありませんか

211:名無しちゃん…電波届いた?
11/03/09 09:32:07.98
Love度急上昇

212:名無しちゃん…電波届いた?
11/03/12 23:10:40.18
バレ求ム

213:名無しちゃん…電波届いた?
11/03/13 09:29:47.71
>>212
今日中には出来ると思う

214:名無しちゃん…電波届いた?
11/03/13 11:13:42.15
>>213
㌧!
待ってます…|ω・`)チラ

215:名無しちゃん…電波届いた?
11/03/13 21:34:26.20
ごめん…グダグダやってるうちに、バレスレに投下してくれた人がいるみたい…
そちらを参照して下さい

216:名無しちゃん…電波届いた?
11/03/13 21:38:39.66
あ、一つ挙げると、今月は黒崎の眼鏡姿が見られます

217:名無しちゃん…電波届いた?
11/03/14 22:26:35.61
>>216

ご丁寧にありがとう!
コミクス派だから楽しみです!

218:名無しちゃん…電波届いた?
11/04/19 19:23:25.17
黒崎に、えがちゃんみたいなタイツ(黒)を着せたい。

219:名無しちゃん…電波届いた?
11/04/20 13:01:49.66
>>218
えがちゃんwww

そういえばベツコミの年賀状で、トラの着ぐるみ着てたことがあったな、黒崎

220:名無しちゃん…電波届いた?
11/04/22 16:15:08.38
どなたか最新号のネタバレお願いしますm(._.)m

221:5月号バレ①
11/04/26 12:28:18.38
黒崎と何の進展もないまま3学期を迎えた照。
業を煮やしたハルカとレナに男受けメイクをされ、ぶりっ子風の言動で黒崎に接してみるものの、
まさかの正論で一蹴される。

理子にそれを話し、「本気でやったわけじゃない、ツッコミ待ちの悪ふざけみたいなもん」と照。
「本気でやってみればいいのに」と言われるが、
「本気でやって無視されるのはさすがにヘコむ」
「黒崎のこと好きだけど、黒崎もそれを知ってるけど、それ以上のこと聞いたらいけないと思う。
ムリに確かめたら黒崎の答えは決まってると思うんです」
「困らせたらいけない、今のままでも十分」と照は話す。
理子はそんな照にアロマオイルで作った香水を渡し、
「大人との恋愛のルールをよくわきまえてるけど、もう一歩。
暗黙のルールを守って、困らせないようにしながら時々困らせる、それが女の子のつとめよ」
とアドバイスする。

翌日、いつものように黒崎の手伝いに向かっていた照は、黒崎が桜本先生(黒崎ファンの先生)
から自分との関係を尋ねられているのに気付き、慌てて隠れる。
黒崎はそれに対して、
「特別な感情を持ったことなどありません。交際なんて何かの冗談としか思えない」
ときっぱり答え、桜本先生もそれを聞いて安心する。黒崎は、
「紅林さんの名誉のためにもよろしくお願いします、発育の悪さ以外問題のない生徒ですから」
と付け加え、桜本先生が立ち去るのをほっとしながら見送ったが、照がずっと話を聞いていたことに
気付き、あたふたと弁解を始める。
しかし照はその場から走り去ってしまう。

222:5月号バレ②
11/04/26 12:32:42.94
校内中捜しても照を見つけられなかった黒崎は、カウンセリングルームに行き、
理子に経緯を話す。
「なんで聞かれちゃ困るようなこと言ったのよ、口がすべったの?」
と聞かれ、
「疑われたらああいうふうに答えることは以前から決めていた。
模範回答で照の名誉と現状が守れるなら安いもんだ」
「俺の最優先は真っ先に照を守れる場所にいること、そのために万難を排すべきだ」
と黒崎は答えるが、照の反応には少なからずヘコんでいる様子。
黒崎が出ていくと、理子はデスクの陰に隠れていた照に、
「どうする、許してあげる?」
声をかける。
「ほんとはものすごくショックだったわけじゃないんです」
と話し始める照。
「私との関係を問い詰められたら、黒崎があんなふうに答えるのはわかってた。
でも実際聞いたらもやもやして、なんでもないフリをするのは違う気がして…」
黒崎を困らせてしまった、と照は落ち込むが、理子は
「困らせてよかったのよ、聞き分けのいいふりをするよりずっとよかった」
と言い、仲直りをしてくるように照を送り出す。

―ほんとは私だってほんのりとあなたの気持ちに気づいてるけど
「私のことどう思ってるの?」なんて野暮なことを聞いてはいけない
メールでそれをたずねるなんてもっといけない
本気で困らせることはしちゃいけない―

屋上にやって来た黒崎に、照から「今どこにいるでしょう」とメールが届く。
黒崎が後ろに隠れていた照を見つけて捕まえ、そのままじゃれあう二人。

―だからって何も伝えないままじゃいけない
言葉じゃない別の方法でほのかに伝え合う
それが私たちの暗黙のルール

「ちょっと困らせてみる」というスキルを得た照は、マンションのエレベーターの
中まで来ても、発育が悪いと言われたことに対してチクチクと黒崎にイヤミを言ってみる。
ふと「なんかいい香りがする?」と尋ねる黒崎。
理子に貰った香水をちょっと付けていた照は、
「気のせいじゃない?」ととぼけるものの、手が首筋の辺りに触れている。
それに気付いた黒崎は、照の手を握って顔を近付け、耳元で「香水か」と呟く。
仕返しされて、真っ赤になって腰砕け状態の照は、
「セクハラだよ、ハゲろハゲろハゲろ」と怒鳴るが、黒崎は余裕の表情で照をからかう。

6月号に続く。

223:名無しちゃん…電波届いた?
11/04/27 15:23:10.43
丁寧にありがとございました!

224:名無しちゃん…電波届いた?
11/05/06 22:35:19.27
>>222
なにこのラブラブな感じwww
黒崎に耳元でささやかれたいぜwww

225:名無しちゃん…電波届いた?
11/05/14 11:29:22.48
今更ですが5月号バレありがとうございました


226:名無しちゃん…電波届いた?
11/06/08 03:19:46.41
(´3`)

227:名無しちゃん…電波届いた?
11/07/06 13:55:15.44
ホシュ

228:名無しちゃん…電波届いた?
11/07/22 09:42:52.12
━━━━━━━━━━━━━━━

229:名無しちゃん…電波届いた?
11/07/25 22:42:17.54
ほしゅ

230: 忍法帖【Lv=14,xxxPT】
11/08/05 08:26:41.88


231:名無しちゃん…電波届いた?
11/08/30 19:15:53.78
☆ 保 守 ☆

232:名無しちゃん…電波届いた?
11/09/27 17:36:46.32
たまには文章で保守☆


ほかの漫画や小説等でも「黒崎」というキャラに遭遇することがありますが、
この間読んだ漫画に出てた黒崎さんは、ヒロインの同級生から
「女子高生ナンパするような社会人はロリコンの変態だぞ!」
みたいなことを言われていて、シリアスなシーンなのに吹き出してしまいました。

233:名無しちゃん…電波届いた?
11/11/15 15:38:39.40
☆ ☆ ☆

234:名無しちゃん…電波届いた?
12/02/20 08:39:43.64
  ∧∧ ミ _ドスッ
 (  ,,)┌┴┴┐
 /  つ.   │
~′ /´└┬┬┘
 ∪ ∪  ││_ε3
    ゛゛'゛'゛

235:名無しちゃん…電波届いた?
12/03/05 01:45:50.95
”(ノ><)ノ

236:名無しちゃん…電波届いた?
12/03/16 22:37:36.71
ニ ニ



237:名無しちゃん…電波届いた?
12/04/16 22:45:55.43
(*´3`*)

238:名無しちゃん…電波届いた?
12/04/22 01:36:48.35
(>Σ<)

239:名無しちゃん…電波届いた?
12/04/30 22:18:19.46
m(_ _)m

240:名無しちゃん…電波届いた?
12/05/08 23:10:46.07
(´Д´)

241:名無しちゃん…電波届いた?
12/05/13 21:34:35.89
p(´⌒`q)

242:名無しちゃん…電波届いた?
12/05/16 04:18:26.77
(`皿´)

243: 忍法帖【Lv=4,xxxP】
12/05/19 23:21:56.91
(´_`。)

244:名無しちゃん…電波届いた?
12/05/21 00:07:03.77
 /冫、) 

245:名無しちゃん…電波届いた?
12/05/21 22:36:52.96


246:名無しちゃん…電波届いた?
12/05/23 22:13:20.20


247:名無しちゃん…電波届いた?
12/05/24 21:38:49.50


248:名無しちゃん…電波届いた?
12/05/25 21:50:23.90
( ̄∀ ̄)

249:名無しちゃん…電波届いた?
12/05/26 20:58:40.01
\(^O^)/

250:名無しちゃん…電波届いた?
12/05/27 20:47:06.30
(`∇´ゞ

251:名無しちゃん…電波届いた?
12/05/28 21:17:44.40
..................................................................

252:名無しちゃん…電波届いた?
12/05/30 06:38:08.65


253:名無しちゃん…電波届いた?
12/05/30 20:19:45.30


254:名無しちゃん…電波届いた?
12/05/31 23:05:46.06
\(☆o☆)/

255:名無しちゃん…電波届いた?
12/06/01 16:55:44.59


256:名無しちゃん…電波届いた?
12/06/02 18:50:09.79
(⌒~⌒)

257:名無しちゃん…電波届いた?
12/06/03 21:40:50.35
σσ

258:名無しちゃん…電波届いた?
12/06/06 23:35:35.58
(゜∀゜;ノ)ノ

259:名無しちゃん…電波届いた?
12/06/09 00:11:25.25
(+×+)

260:名無しちゃん…電波届いた?
12/06/09 22:58:37.82
(-ー-)ノ

261:名無しちゃん…電波届いた?
12/07/09 16:55:37.77
  ∧∧ ミ _ドスッ
 (  ,,)┌┴┴┐
 /  つ. 終了│
~′ /´└┬┬┘
 ∪ ∪  ││_ε3
    ゛゛'゛'゛

262:名無しちゃん…電波届いた?
13/03/19 20:44:03.79
おめでとう

263:名無しちゃん…電波届いた?
13/05/24 23:03:03.25


264:名無しちゃん…電波届いた?
13/11/08 22:09:55.23
(´;ω;`)

265:名無しちゃん…電波届いた?
14/03/23 00:19:01.61
落 ち た …

266:名無しちゃん…電波届いた?
14/04/05 11:41:15.64
保守

267:名無しちゃん…電波届いた?
14/04/06 17:11:12.54
復活

268:名無しちゃん…電波届いた?
14/04/08 11:11:26.84
おめ

269:名無しちゃん…電波届いた?
14/04/09 18:53:24.27
母見てみたかった

270:名無しちゃん…電波届いた?
14/04/27 16:58:40.16
(´;ω;`)

271:名無しちゃん…電波届いた?
14/05/05 21:03:24.56
結婚するのか


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