12/06/24 13:44:38.87 JUKl42TV0
>>421
本来の意味では、ブイヨンは和食で言う「出汁」に相当するもので、
単体で完成した料理ではなく、旨味を含んだ汁でしかない。
基本的には、ブイヨンの材料に塩(塩分)を使わない。
対してコンソメは和食で言う「澄まし汁(お吸い物)」に相当するもので、
ブイヨンをベースに作ったスープ=汁物料理の一品。
でも、市販の「~の素」を使う上では、塩分に注意すれば同じように使える場合が多い。
例えば、「ブイヨン」ではなく「フォン」※だけど、
牛の出汁である「フォン・ド・ボー」と、ビーフコンソメの「~の素」での比較。
「クノール フォン・ド・ボー」固形キューブ1個 6gのナトリウムは300mgで食塩相当量0.75g
「クノール ビーフコンソメ」固形キューブ1個 6.5gのナトリウムは990mgで食塩相当量2.5g
※同じ牛骨ベースの出汁だけど、
「ブイヨン・ド・ブフ」は煮る、「フォン・ド・ボー」は一度オーブンで焼いてから煮るという違いがある。
それから、国内でどこでも容易に手に入るほぼ唯一のブイヨンである「マギーブイヨン」は、
コンソメ並の塩分なので注意が必要。
「ネスレ マギーブイヨン」 キューブ1個4g ナトリウム900mg=食塩相当量2.3gを、
300mlのお湯に溶いて使うのが標準。
これは>>240の「味の素コンソメ」とほぼ同じ塩分になる。